つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

映画

実話を映画化した『フィッシャーマンズ・ソング 』

イギリスを席巻した実在する漁師バンドの実話を映画化。イギリス南西部コーンウォール地方にある小さな港町ポート・アイザック。この地に旅行で訪れた音楽マネージャーのダニーは、漁師たちのバンド「フィッシャーマンズ・フレンズ」のライブを偶然見かけ、…

その窓も印象的だった、映画『パラサイト 半地下の家族』

今話題の映画『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)を観て来た。 ブログでも皆さん続々と感想を書かれているけれど、カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールに輝いたという事もあり、私も公開を楽しみにしていた。 昨日はレディースデーでも…

年末年始に観た映画は、マリッジストーリー・寅さん・スターウォーズ。

新年明けましておめでとうございます。 本年もどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m 先ず昨年12月後半に観たのは、『マリッジ・ストーリー』。 この映画は知らなかったけれど、いつも拝読している映画好きな方々の感想記事を読んで、アダム・ドライバーとスカー…

台湾のアニメーション映画『幸福路のチー』

読者登録をしている、そーこさんの旬感ブログ(syunkanmkrn.hatenablog.com)に、以前この映画のレビューがUPされていて、良さそうだなと思い先週末観に行って来た。 東京アニメアワードフェスティバル2018のコンペティション部門(長編アニメーション)でグラ…

『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』を観て来ました。

先日は、TOHOシネマズシャンテで『ライフ・イット・セルフ 未来に続く物語』を観て来ました。 監督・脚本は、ダン・フォーゲルマン。 世代も国籍も異なる二つの家族の運命が、ある事故を通して交差する人間ドラマ。過酷な試練にさらされる人々の物語をボブ・…

映画『マチネの終わりに』と、トーク&ミュージックイベント。

今月に入ってから観た映画は『マチネの終わりに』だけですが、先月、この映画に関連したイベントに参加して来ました。 先ず、映画『マチネの終わりに』の感想から。 原作・平野啓一郎。監督・西谷弘。天才クラシックギタリストの蒔野聡史(福山雅治)とジャ…

映画『蜜蜂と遠雷』を観て来ました。

今週は、映画『蜜蜂と遠雷』を観に行って来ました。 以前、素晴らしい小説だと知人から薦められ、文庫になったのでそのうち読んでみようと思いつつ、読む前に早くも映画化されてしまいました。 原作は直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸さんの小説。 キ…

もしもビートルズが存在していない世界だったら

映画『イエスタディ』を観に行って来ました。 売れないシンガーソングライターのジャックが、音楽で有名になるという夢をあきらめた日、12秒間、世界規模で謎の大停電が発生。真っ暗闇の中、交通事故に遭ったジャックが、昏睡状態から目を覚ますと… あのビー…

映画『ガーンジー島の読書会の秘密』を観て来ました。

何年も前に観た、『ジェイン・オースティンの読書会』が面白かったので、同じく読書会というタイトルが付いた、イギリス・フランスの合作映画である『ガーンジー島の読書会の秘密』を昨日観て来ました。 8月末から公開されずっと気になっていたのですが、ま…

『駅までの道をおしえて』の試写会に行って来ました。

先週、伊集院静原作の映画『駅までの道をおしえて』の試写会に行って来ました。 脚本・監督は、橋本直樹。 公開は、10/18(金)からです。 愛犬の帰りを待ち続ける少女と、先だった息子との再会を願う老人。 独りぼっちの二人が出会い、大事な何かを探す旅に…

映画『記憶にございません!』を観て来ました。

国民から全く支持されていない、史上最低支持率の総理大臣(役・中井貴一)が、演説中投石を受け、記憶喪失になったことから巻き起こる騒動を描いた痛快コメディー。 主人公の黒田総理大臣は今までの記憶を全く失ったことで、最初は人が変わったようにおどお…

映画『ロケットマン』を観て来ました。

以前から公開されるのを楽しみにしていた、イギリスの世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的ミュージカル映画『ロケットマン』を先日観に行って来ました。 『ボヘミアン・ラプソディ』で、降板した監督に代わり映画を完成させたデクスター・フレッ…

映画『世界の涯ての鼓動』を観に行った後に、笑いヨガ体験。

先週16日は、単館上映の映画『世界の涯ての鼓動』を日比谷へ観に行って来ました。 監督は 『ベルリン天使の詩』などのヴィム・ヴェンダース。 お互いそれぞれ極地での任務の前、束の間の休日を過ごしたノルマンディーの海辺のホテルで出会った男女が恋に落ち…

7月に入ってから観た映画『COLD WAR あの歌、ふたつの心』『新聞記者』

☆ポーランド映画の『COLD WAR あの歌、ふたつの心』 ポーランド映画で初のアカデミー外国語映画賞に輝いた「イーダ」のパベウ・パブリコフスキ監督が、冷戦下の1950年代、東側と西側の間で揺れ動き、時代に翻弄される恋人たちの姿を、美しいモノクロ映像と名…

映画『アラジン』実写版、オススメですよ~!

解説アニメ『アラジン』を実写化したファンタジー。青年アラジンと王女ジャスミンの身分違いの恋と、魔法のランプに関わる冒険が描かれる。監督は『シャーロック・ホームズ』シリーズなどのガイ・リッチー。メナ・マスードがアラジン、『パワーレンジャー』…

『僕たちは希望という名の列車に乗った』と、ベルリンが舞台の記憶に残る映画

6月に入ってから観た映画1本目は、有楽町ヒューマントラストシネマにて、『僕たちは希望という名の列車に乗った』を鑑賞してきた。 (解説・あらすじ) 『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』などのラース・クラウメ監督が、旧東ドイツの高校生た…

角田光代原作『愛がなんだ』☆小説と映画(ネタバレもあり)

以前から好きな作家である角田光代の小説、『愛がなんだ』が映画になるときいて、まだ読んだことがなかったので、先月読み、更に映画も観に行って来た。 「私はただ、彼のそばにずっとはりついていたいのだ」ーOLのテルコはマモちゃんに出会って恋に落ちた…

Don`t worry, 世界は意外とやさしさであふれている。

風刺漫画家が主人公というのと出演俳優陣に興味を惹かれ、有楽町ヒューマントラストシネマへ、映画『ドント・ウォーリー』を観に行って来た。 解説 交通事故で胸から下がまひしながらも、再起した風刺漫画家ジョン・キャラハンの自伝を基にしたドラマ。ロビ…

『僕たちのラストステージ』映画感想

令和になって最初の映画は、『僕たちのラストステージ』を観て来た。 ハリウッドで一世を風靡したお笑いコンビ「ローレル&ハーディ」の晩年の実話を映画化したもの。 あらすじは、かつて世界中で人気のあったお笑いコンビ、ローレル&ハーディのスタン・ロー…

『ダンボ』映画感想

ディズニー・アニメの「ダンボ」を、監督ティム・バートンがオリジナル脚本で実写化したファンタジー作品。 うちの子供達が幼い時繰り返し観ていたディズニーアニメ作品は主に「くまのプーさん」だったと思うので、ディズニーアニメの中でも「ダンボ」は私も…

映画『翔んで埼玉』感想

先ほど、今巷で話題の映画『翔んで埼玉』を観に行って来た。 このブログ仲間でも話題になっているし、先週はバンド仲間2人から、「埼玉県民でなくても笑えたので是非観に行って」とメールも来たのでウズウズしていた。 私も埼玉県民の夫と結婚してからはず…

『グリーンブック』映画感想・ネタバレもあり

先日発表されたアカデミー賞作品賞など3冠を受賞した話題の『グリーンブック』を観に行って来た。ブログのお友達も次々観に行って熱い感想をUPされている。 舞台は1962年の黒人差別が激しかったアメリカ南部を演奏旅行する天才黒人ピアニストであるドクタ…

2018年公開映画・私のベスト10

先日第91回アカデミー賞と、第42回日本アカデミー賞が決まったところで、私も昨年観に行った映画でのベスト10を発表してみたいと思う('◇')ゞ ドロロロロ~~♪(ドラムロールの音) 昨年は30本弱の映画を観に行ったけど、はっきり順位を決めるのは悩…

『ファースト・マン』映画感想と、宇宙に関するあれこれ話

宇宙を描く映画が好きで、特に映画館の巨大スクリーンで、宇宙から青く光る地球が映る映像を観ると、その神々しい美しさにとても胸がときめきく。 今まで見聞きした宇宙飛行士の言葉にも影響されて、宇宙から見える地球をこの目で一度見てみたいとずっと憧れ…

映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』感想

先月公開からずっと気になっていたインド映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』をようやく先週末観に行って来た。 単館上映でしかも土曜日だったので、客席はほぼ満席に近かった。インド人の青年が、迷子のパキスタン人の少女を親元に送り届けるため旅…

「家(うち)へ帰ろう」映画感想

昨年末、最後の最後に観た映画は、このスペイン・アルゼンチン合作の「家へ帰ろう」だ。 写真の映画ポスターにあるように、「アルゼンチンから故郷ポーランドへ、ホロコーストから逃れた仕立屋が、約束を果たすために旅に出る。」 というロードムービーだ。 …

今年の映画1本目は「アリー/スター誕生」

元旦に「アリー・スター誕生」を観て来た。 昨年秋から、クイーン、クラプトンと好きなミュージシャンの映画が続き、予告で見た時から気になっていた映画だ。レディ・ガガはヒット曲位しか知らないけれど。 リメイク3回目だそうだが、70年代のバーバラ・…

どのみち、風は吹くのだから・・・

映画「ボヘミアンラプソディー」3回目の鑑賞を、 ドルビーアトモス上映の映画館で観て来た。 ドルビーアトモスとは、「力強い、移動するオーディオを実現するので、驚異的なサウンドで映画館を満たす」との事らしい。なので、期待値大で鼻息も荒く、既に7…

「日日是好日」映画感想

先日読んだ小説「日日是好日」がとても良かったので、映画が終わらないうちに先週末観に行ってきた。 ストーリーは、先日小説の感想の時書いたので省きますが、著者、森下典子さんが20歳から茶道を始め、25年間お茶を通して人間的にも成長していくお話。…

映画「くるみ割り人形と秘密の王国」感想

チャイコフスキー「くるみ割り人形」の曲は大好きで毎年この季節になると聴きたくなる。バレエの舞台も過去何度か鑑賞。 ってなわけで、ディズニー最新作のこの実写映画はどんな世界が広がっているのだろうと気になり、鑑賞。 さすがディズニーっぽくファン…