つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

2024-01-01から1年間の記事一覧

宮崎旅行(その2)「天岩戸神社」「青島神社」ほか映画の話

前回の、宮崎旅行の続きです。と、その前に... 先日観てきたこちらの映画『ブルックリンでオペラを』が、予想以上に良かったので、GWに何か観たいと思っている方にもおすすめしたく、取り急ぎ、簡単な感想ですが。 先月観た映画での予告編で知り、このチ…

宮崎旅行(その1)~神話の里、高千穂へ

先週、宮崎へ旅行に行って来ました。宮崎県は初めてで、九州自体20年ぶりでした。 特に「高千穂」は昔から憧れていたので、やっと念願が叶いました。 宮崎観光の写真でも、高千穂峡「真名井の滝」の写真が有名ですよね。 宮崎県を旅行してみて、高千穂だけで…

『去年の今日』(長島有里枝・著)『いのちのパレード』(恩田陸・著)『可哀そうな蠅』(武田綾乃・著)

昨年末から年明けにかけて読み、感想が下書きに保存したままになってたこちらの三作品、今頃ですが簡単にまとめました。 『去年の今日』(長島有里枝・著) 主な登場人物は、40代後半のライターである未土里とその息子の大学生の樹木、未土里のパートナー・…

クラプトン映画『ライヴ・イン・サンディエゴ』&AJICO野音、音もれを聴いてきた♪

映画『エリック・クラプトン ライヴ・イン・サンディエゴ 伝説の一夜』 youtu.be クラプトンが、2007年にアメリカ・サンディエゴで開催したコンサートを収録した映像を、2週間限定でスクリーン上映。 ギターの神様クラプトンが憧れ続けアーティスト。それが…

絵本『かべのむこうになにがある?』『かもめたくはいびん』&SUPERCARの曲

『かべのむこうになにがある?』(ブリッタ・テッケントラップ・作) 昨年読んだ『なみのむこうに』と同じく、ドイツの絵本作家・ブリッタ・テッケントラップさんの作品で、同じくこちらも、背中を押してくれるような、メッセージ性のある話です。 tsuruhime…

『その世とこの世』(谷川俊太郎・ブレイディみかこ/著)~自分にとって「その世」に通じる音楽

谷川俊太郎とブレイディみかこの1年半に渡る往復書簡。 『図書』連載「言葉のほとり」(2022年3月~2023年8月号)に、奥村門土(モンドくん)の挿画を加えて、昨年11月に書籍化されたもの。 字も大きく150ページほどであり、内容的にもとても引き込まれたの…

映画『哀れなるものたち』『かがみの孤城』劇団四季『アナ雪』など

映画『哀れなるものたち』 『夜明けのすべて』より、こちらの作品を先に先月観に行き、下書きに感想をざっと書き留めておきました。 www.searchlightpictures.jp (作品詳細は、こちらのサイトからどうぞ。) 自殺を図り、赤ん坊の脳を移植されて生まれ変わ…

桃の節句『姉妹祭』LIVE♪

3月3日のひな祭りは「越谷アビーロード」にて、『姉妹祭』に出演してきました。 昨年に続き、主催バンドさんからお誘い頂き、楽しみにしていました。 この日の午後はちょうどジョージ役・貼寸さんがホストの、ビートルズセッション日だったので、そこでバン…

『本を守ろうとする猫の話』(夏川草介・著)

以前読んだ同じ夏川草介さんの『始まりの木』では、よんばばさん、marcoさん、マー君のママさん、はなさん、temahimeさん、smokyさんなど、たくさんのブロ友さんが次々読んで感想をUPして下さってました。 その木の枝が伸びて繋がっていくように、またその…

映画『夜明けのすべて』

原作は、瀬尾まいこ2020年刊行の小説。 主人公・藤沢さん(上白石萌音)は、重度のPMS(月経前症候群)により、就職した会社で度々トラブルになり、会社を退職する。 その5年後、藤沢さんは移動式プラネタリウム製作会社の中小企業に勤めている。職場の隣の…

『あの光』(香月由香・著)~気になった秋のあの匂い

主人公は、薄給のハウスクリーニング会社に勤める、30代の高岡紅。 とても丁寧な仕事ぶりで、顧客からの信頼が厚い。ある日水商売をしている母親からの勧めで、独立して起業を決意する。 その仕事は順調に進み、新たな事業「開運お掃除サービス」も立ち上げ…

その両親もふくめ個性豊かな『東家の四兄弟』(瀧羽麻子・著)

「この世界には二種類の人間が存在している。占いを信じるものと信じないもの。」 という冒頭の一文。 皆さんは、どうでしょう? 私は、「当たるも八卦当たらぬも八卦」というスタンスでも、どちらかというと信じてきた方でしょうか。 それは子供の頃から家…

絵本『ふくはうち』『ちょっとだけのんびりするひ』『つるかめつるかめ』

もうすぐ節分ですね。 今月の図書館「読み聞かせ」では、こちらの絵本を読みました。 『ふくはうち』(長谷川義史・絵/中川ひろたか・文) 【あらすじ】 女の子とお父さんが豆まきをしていると、いつの間にか部屋の中に一人のおばさんがにこにこ座っています…

新年に観た映画『ゴジラ-1.0』ほか昨年に観た『生きる』など

『ゴジラ-1.0』 観に行ったのが、三連休中だったせいか、公開2か月以上経っていても混んでいた。 先月『翔んで埼玉』の続編を観たときも、ゴジラにしようか迷ったのだけれど、予告編がとても怖そうだったので躊躇していた。現実で益々悲惨なニュースが多い昨…

新春初LIVE♪「Groovy Station New Year Party 」

先週土曜日は、老舗のライブハウス「六本木バウハウス」さんにて、こちらの新年会イベントに出演してきました。 お店の場所は、こちら「東京ミッドタウン」の真ん前で、その向かいのビル地下1階にありました。 行ったことがある仲間からは、凄い店だと聞いて…

『始まりの木』(夏川草介・著)~これからは民俗学の出番

主人公は、民俗学を研究する東々大学の准教授・古屋神寺郎と、彼のもとで学ぶ大学院生・藤崎千佳の二人。 「藤崎、旅の準備をしたまえ。」との古屋の一言から、毎回、日本各地、昔ながらの風景が残る場所へ研究の旅が始まる。 作品舞台は、第1話での青森県…

『パーフェクト・デイズ』~年末に観た映画

明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。 元旦から大地震や痛ましい事故が立て続けに起こってしまい、言葉もありませんが、被災された皆さま、心からお見舞い申し上げます。 昨年末はこちらの作品を観てきました。 役所広司主演…