(来場特典のオリジナルポストカード)
先月のLIVE記事にもちょっと書いたけれど、先月下旬にこのライブドキュメンタリーを観に行ってきた。
2009年夏の解散から時を経て、今年の夏に再結成を発表したオアシスは、今年でデビュー30周年。
昔ファンでよく聴いていたので、懐かしさに駆られて観に行ってきた。
前にも書いたけれど、来日公演も2002年に一度、代々木第一体育館で観ることができた。
オアシスの映画を前回観に行ったのは、2017年に観たこちら『オアシス・スーパーソニック』。
(特徴的な眉の太さといい、こうして見るとよく似ているギャラガー兄弟。)
このドキュメンタリーもインタビュー映像と共に、今回のネブワースでの映像もあったんだった。
映画『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース』
イギリスのロックバンド「オアシス」が1996年8月に敢行した伝説の野外ライブの収録映像を、ノーカットで劇場上映。
1996年8月10日と11日、当時絶頂期だったオアシスは、英国史上最大規模となる野外ライブをネブワース・パークで開催し、世界中から25万人以上の音楽ファンが集まった。
イギリス全人口の2%以上におよぶ約250万人が同ライブのチケットを申し込んだとされ、全てのチケットが24時間以内に完売。
2021年製作/110分/イギリス
(解説は、映画.comより抜粋)
当時、イギリス全人口の2%以上の250万人がチケットを申し込んだってのが凄い。来年夏からのワールドツアーも、イギリス国内は完売の所が多いとか。
珍しく、近場の映画館でやっていてラッキーと思い観に行き、音響も結構良く、臨場感いっぱいで楽しめた。
オープニングの曲「Columbia」からして、ワクワク感いっぱいだった。客席にいたら、きっと興奮のるつぼだっただろうな。
ステージ登場とともに、客席にたくさんのサッカーボールを模した巨大ボールが投げ込まれ、客席の上をふわふわと飛ぶ様は、コールドプレイのコンサートで、「イエロー」のとき、巨大な黄色いボールがたくさん客席を浮遊する場面を思い出した。
リアム・ギャラガーの独特な、後ろで腕を組んで歌うあのスタイルも、ジョン・レノンっぽい歌声もとても懐かしくて。(挑発的なMCも^^;)
眼鏡姿といい、やはり見た目もジョンっぽかったなとしみじみ感じた。リアム自身熱狂的なジョン・レノンファンで、リスペクトしていたし。
見渡す限りの大勢の観客も、波のうねりのようで、どこまでも果てしなく続いている感じが映像的にも圧巻だった。
スマホが無い時代だから、客席のライトがライターの火で、それもレトロっぽくて良かった。U2の「ONE」などの曲でのライブ映像を思い出したり…。
でもずっとあの独特なリアムの歌声を聞いていると、お腹がいっぱいになってきてしまって。^^;
後半、兄のノエルが歌った「Don’t Look Back In Anger」。そのノエルの歌声がとっても耳に心地よく、今の自分はノエルの声の方が好きだなと感じた。
(この曲は、アニメ映画『ルックバック』の感想時にブログにUPしたのだった。)
当時も、リアムの声に飽きてしまったりで、次第にオアシスを聞かなくなっていったような…。とはいえ、来日の噂を聞いたら、きっとまた観に行きたくなるかも。
観ていて、「Whatever」のイントロが、くるりの「Remember me」と同じだったなと思った。NHK「ファミリー・ヒストリー」テーマソングの。
それについて調べたら、くるりのボーカル岸田繁が、熱烈なオアシスファンだったからだそう。
『Whatever』
くるりの「Remember me」は、以前、好きな曲としてブログにUPしたことがあったっけ。似ているのはイントロだけで、どちらも好きな曲。
アンコールは、オアシスが初期からカバーしているビートルズの「I Am The Walrus」。これもすごく良かった!
「I Am The Walrus」のカバーを聞いて同じく感動したのは、以前、12月に開催されていた「ジョンレノン・スーパーライヴ」での、第1回目を「さいたまスーパーアリーナ」へ観に行ったとき。トライセラトップスの和田唱のかっこいい歌声が記憶に残っている。
このときは、このイベントの常連だった奥田民生や、他にもミスチル桜井和寿やイエモン吉井和哉など、そうそうたる好きなミュージシャンがたくさん出て、思い出深いコンサートだった。(って、このことも以前書いたような。)
話が逸れてしまったけれど…。
他にも大好きだったオアシスのヒット曲、「Stand By Me」はやらなかったけど、調べたらこの曲は、ネブワースの翌年1997年9月にリリースされたんだった。
コンサート終了後に打ちあがる花火が、これまた豪華絢爛で、それを見上げる観客たちの、きらきらした瞳から、冷めやらぬ興奮が伝わってきて、こちらも幸せな気分に。
私もこの当時は、会場に詰め掛けている観客たちと同じように若かったなぁとも思ったり。
♪セットリスト♪
- The Swamp Song (Tape Intro)
- Columbia コロンビア
- Acquiesce アクイース
- Supersonic スーパーソニック
- Hello ハロー
- Some Might Say サム・マイト・セイ
- Roll With It ロール・ウィズ・イット
- Slide Away スライド・アウェイ
- Morning Glory モーニング・グローリー
- Round Are Way (Incl. Up In The Sky) ラウンド・アー・ウェイ
- Cigarettes & Alcohol シガレッツ・アンド・アルコール
- Whatever (Incl. Octopus’s Garden) ホワットエヴァー
- Cast No Shadow キャスト・ノー・シャドウ
- Wonderwall ワンダーウォール
- The Masterplan ザ・マスタープラン
- Don’t Look Back In Anger ドント・ルック・バック・イン・アンガー
- My Big Mouth マイ・ビッグ・マウス
- It’s Gettin’ Better (Man!!) イッツ・ゲッティン・ベター(マン!!)
- Live Forever リヴ・フォーエヴァー
- Champagne Supernova (With John Squire) シャンペン・スーパーノヴァ
- I Am The Walrus (With John Squire) アイ・アム・ザ・ウォールラス
(映画関連サイトから拝借しました。)
懐かしのヒット曲満載で、久々のオアシスのライヴ映像を堪能できた。
* * *
ところで、「またですか⁈」と呆れられそうだけど…。
先月末に出たこちらのイベントにて、対バンさんがオアシスの「Don’t Look Back In Anger」を歌っていたので、おぉ!と思った。
最近オアシスを演奏する対バンさんに頻繁にお目にかかるけど、再結成効果もあるのかな?このバンドは、イエロー・モンキーの「LOVE LOVE SHOW」もやってくれて嬉しかった。
その「WBC」さん。右側のギタリストは、いかにも、ノエルを意識したスタイルだった。
昨年、ドラム助っ人でご一緒したことがある、癒し系の楽しいステージ「ウクレレDIVA」さん。今回は3ピース編成。
ビリージョエル・バンドの「Storm Front 」さん。歌声といい演奏といい、素晴らしかった。(よかったら、YouTube検索してみてください。)
ボーカルの「ビリー枝豆さん」は、「ビリー!」と声援を送ると「ありがとうございます、恐縮です。」と毎回にこやかに応えていて、謙虚な人柄も滲み出ていた。演奏でも、上手い人は、謙虚な人が多いと思う。
ビリー枝豆さんにあやかって、私もつるひめでなく「そら豆」と改名したいくらい。w
そして私たち「大奥別館」。今回初めてのお店で、お店で撮ってくれた動画が安かったので、購入してみた。さすが専門家だけあって、音も良く撮り方も上手かったでした。
それをバンド仲間が、2分ちょっとのダイジェストにしてくれまして。(といっても、感想はお気遣いなくです^^;)
こちらも、見応え聴き応えいっぱいのイベントでした♪