紙芝居『がんばれサンタさん』(あかいしゆみ作・絵/教育画劇)
図書館での読み聞かせ、今月は紙芝居担当だったので、こちらの作品を演じました。
ユーモアのある温かい雰囲気の紙芝居です。
クリスマスの夜、サンタさんは、プレゼントをあげる家に煙突が無い場合は、玄関から「おじゃましま~す!」と入って来ます。
プレゼントをあげる相手やプレゼントを間違えそうになったり、その家にプレゼントが入った袋を忘れたまま、靴を履かないで、スリッパのまま帰ろうと外に出てきてしまったり、まるで「あわてんぼうのサンタクロース」の歌に出てくるようなサンタさん。
ところどころ、子供たちに間違い探しを問いかける部分があり、子供たちの反応を見ながら「サンタさん、忘れ物はないかな?」などど質問してみたら、
一番前で聴いてくれていた女の子が、はにかみながらも色々答えてくれたので、読み手としても嬉しかったのでした。
今回はもう一冊読む時間があるということで、以前こちらのブログでも紹介したことのある、この絵本も読みました。
自分で持っている絵本でも、一冊だけ読むにはちょっと短めなので、「読み聞かせ」で読んだのは今回初めてのような…
色彩がとても鮮やかで、色々な場所で子どもたちが家の窓を開け、このタイトルの言葉から、「だからやっぱりここが好き」という次の頁に続きます。
東日本大震災後に、作者の荒井良二さんが、「自分にできることを」との思いから2011年に刊行された絵本です。
何気ない日々の繰り返し、その中にこそある、生きることへの喜びを描いた作品だそうです。
コロナ禍だけではなく、今年は戦争も勃発してしまい未だに先が見えなく、日本内外で不穏な空気を感じる今日この頃ですが、何気ない日々の繰り返しがどれほど貴いものか、この絵本を紹介したときより、さらに感じるようになりました。
読み聞かせ仲間の方々も、今年最後の「読み聞かせ」での絵本選びにはいつもより力が入っていたようでした。皆さん私よりずっと長く活動されているので、絵本にも色々詳しくて尊敬しちゃいます。
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明日はもうクリスマス・イブですが、クリスマスイベントで演奏する初めての曲の中に、バンドメンバーが是非やりたいというクリスマスソングが入っているので、ちょっとご紹介を♪
プエルトリコ出身の、盲目のシンガーソングライター、ホセ・フェリシアーノが1970年に作ったヒット曲である、『Feliz Navidad(フェリス・ナヴィダ)』。
「メリークリスマス」をスペイン語では、 ”Feliz Navidad(フェリス・ナヴィダ)”というそうです。
こちらの和訳歌詞サイトにあるように、主に米国、カナダ、スペイン語圏で人気の高いクリスマスソングだそうですが、聴いてみると何かで聴いたことあるような馴染みのある曲でした。
この曲は色々なミュージシャンがカバーしているようですが、こちらはホセさんご本人が歌っている映像。
ポップで楽しいメロディで、その歌詞も、皆の幸せを願っている言葉が繰り返されている、シンプルなところがいいなと思うし、私もその気持ちを込めて楽しく演奏できたらと思います。
メリークリスマス
良い新年を そして幸せが訪れますように
こちらは、YouTubeのビートルズチャンネルに新着UPされていた、ビートルズからのクリスマスメッセージ。
1分と短いですが映画「イエロー・サブマリン」のアルバムに収録されている「All Together Now 」の曲に乗せて、楽しい映像で、最後に色々な国の言葉での「ハッピー・クリスマス」に、Feliz Navidad も登場します。
そして最後に、クリスマス曲ではありませんが、この絵本の記事とともにUPしたいと思っていた曲。今の季節にもぴったりのように感じます。
ナット・キング・コールが歌う、チャップリンの『スマイル』。
和訳歌詞がとても心に響きます。
クリスマス寒波襲来で大雪で大変な地域が多々あるようですが、皆様どうぞ気を付けて、暖かくしてクリスマスをお過ごし下さい。🎄🎅🎄