つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

オリビア・ニュートン=ジョン懐かしの主演映画と、ビートルズ最新ドキュメンタリー。

オリビア・ニュートン・ジョンは、青春時代ファンだったので、その訃報はやはりショックでとても寂しく感じました。

私はラジオから流れて来た、『愛の告白』にグッと来てからファンになったのですが、最初に買ったアルバム"そよ風の誘惑“の中でもこの曲は一番聴き込み、今でもオリビアの中で一番好きな曲です。

また、『サム』や『ジョリーン』ほか、ビージーズのギブ兄弟が書いた『Come On Over』も、昨年ギター練習して、初めて弾き語りイベントで弾いた思い入れのある1曲。

他、ジョン・デンバーの『カントリー・ロード』や、ビートルズジョージ・ハリスンのカバー曲など、好きだった曲があれこれ思い浮かびます。

 

当時アルバムを購入したり、来日公演も、70 年代後半の武道館と2003年の二度観に行き、懐かしさのあまり観に行った二回目は、オリビア25年ぶりの来日公演で、以前こちらのブログでもその時のことを少し書きました。

tsuruhime-beat.hatenablog.com

 

主演映画も『グリース』ザナドゥの2作品を観に行きました。

もうかなり昔なので、アバウトにしか覚えていませんが、『グリース』は、オリビアのキュートな笑顔とともに、当時最高に楽しいミュージカルだったと記憶しています。

 

映画『グリース』

1978年公開。アメリカ映画。作品舞台は1950年代のアメリカ。

音楽は、ビージーズのバリー・ギブも担当。

高校生のサンディ(オリビア・ニュートン・ジョン)とダニー(ジョン・トラボルタ)は、避暑地で出会い恋に落ちる。

新学期に、ダニーの学校に偶然サンディが転校して来て再会を果たすけど、不良グループのリーダーだったダニーは気持ちを素直に表せない。二人はダンスコンテストでペアを組むことになるのだが…という、コミカルな学園ミュージカル。

この時実際の二人の年齢は、トラボルタ24歳でオリビアは29歳だったそう。(^▽^;)

内気でお嬢様の雰囲気だったオリビアふんするサンディが、クライマックスでのびっくり仰天なその変身ぶりも、かっこよくて印象に残っています。

先日も同年代の友達とオリビア訃報の話をしていたとき、この映画の話題も出て、オリビアが黄色いスカートにカーディガンを羽織っている姿があまりにも可愛くて、当時その友達もマネしていたといっていました。

 

その数年前にジョン・トラボルタ主演の『サタデー・ナイト・フィーバー』を観に行き、トラボルタの濃い顔は苦手だと思ったのだけど、この『グリース』の頃から見慣れて親しみやすくなったような。

トラボルタというと、ニコラス・ケイジと共演した『フェイス・オフ』では、主演二人の凄みのある表情と、ハラハラドキドキ感が忘れられず、私にとってはトラボルタと聞いて真っ先に思い浮かべる映画かも知れません。

 

クライマックスシーンでの、こちら『愛のデュエット』も楽しいその映像とともに懐かしさいっぱいですが、サンディが一人切なく歌うバラード、『Hopelessly Devoted』もそのシーンとともに大好きな曲でした。

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映画『ザナドゥ

1980年公開。アメリカ映画。

~「世界中の音楽が集まる殿堂を作ろう」という目標の元に人々が集まり繰り広げられる、ミュージカル・ファンタジー作品~

音楽、ダンス、アニメーションや特撮との合成で構成されていて、音楽の女神役であるオリビアが、ジーン・ケリーと共演していたことでも注目を集めた作品。

挿入歌『恋の予感』では、クリフ・リチャードともデュエットしています。

ストーリーはあってないような、まるで夢の中の出来事のようだったけど、音楽やダンスシーンはとても楽しめたように思います。

ここのアルバムの湯川れい子さんの解説を抜粋すると…

全曲この映画のための書下ろしであり、ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)が主体となって演奏している曲は、全てELOのジェフ・リンがペンをふるっていて、主題歌『ザナドゥ』もジェフ・リンが書いたナンバー。オリビアは30種類の衣装を身にまとい、華麗に歌い踊っていた。

とありました。

ところで、同じくアルバム解説にあったこの部分ですが…

昔、GSもカバーしていた、ディヴ・ディー・グループの『キサナドゥの伝説』。曲タイトルは『ザナドゥの伝説』でもよく、そしてこの映画も、日本ではひょっとして『キサナドゥ』というタイトルになったかも?ってことでしょうか…^^;

私は子供の頃、『キサナドゥの伝説』は『木更津の伝説』だと勘違いしていましたが(笑)。

またザナドゥとは、この世の楽園、夢の理想郷といわれていた所で、今の中国・内モンゴル自治区にあった古都、上都のことだそうです。この地には美しい離宮が建っていて、古くから詩に歌われていたそうで。

 

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メインタイトルの曲『ザナドゥ』とともに、大団円を迎えるこのシーンにもワクワクした覚えがありますが、こちらの『マジック』も大好きな曲でした♪

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↓こちらは、懐かしのELOのヒット曲『All Over The World』の曲とともに、ジーン・ケリーのタップダンスシーンもあります。

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どちらの映画も、今観たらレトロ感は否めないと思いますが、私にとっては大好きな楽曲にあふれた想い出深い作品です。

 

古いアルバムを引っ張り出してあれこれ見ていて、『Come On Over 水の中の妖精』のアルバムですっかり忘れていた、当時大好きだった『ポニーライド』を最後に♪

リビアは今頃、この映像のように、馬に乗って大空を楽しく駆け回っているんじゃないでしょうか…

 

このアルバムは当時、隣の家に住んでいた従兄も持っていて、隣との壁が薄かったため、かけているレコードの音がお互い漏れ聞こえ、朝通学時に会うと「オリビアのあのアルバム聴いていたでしょ?」との会話をしたことを思い出します。

その従兄も50歳前に旅立ってしまいましたが、笑いのツボが一緒で、一緒に話すといつも笑い転げてました。このアルバムを見ると、そんな当時のことが蘇ります。

youtu.be

あなたは ポニー・ライドの上

ポニーよ 走れ 外の世界へ

自由な魂の鼓動が ほら 聞こえる

オリビア・ニュートン・ジョンのご冥福を心からお祈り致します。

 

* * *

映画といえば、先日バンド練習でのアフターで、ビートルズのインド滞在中のドキュメンタリー映画が、今月23日公開するという情報を聞きました。

mimosafilms.com

数か月前にBSで放映されたドキュメンタリー、『ビートルズとインド』と似てるようですが、この新作は、作品監督のポール・サルツマンが、若い頃にリシケシュで、偶然にもビートルズのメンバーたちと一緒に過ごした8日間が描かれているのだとか。

滞在中のビートルズの素顔と、『ホワイト・アルバム』制作のプロセスが紐解かれていく内容で、製作総指揮はデヴィッド・リンチ。ナレーションをモーガン・フリーマンが担当しているのだそうです。

 

その話題が出たアフターでは、久々にボリューミーなスイーツを食べてしまいました。