音楽はいつどんなとき聴いても良いものですが、生で聴く好きなアーティストの音楽はやはり格別ですよね。
チケットを申し込んだ時からワクワクが始まり、無事購入出来て、当日まで後何日と指折り数える待ち遠しさ。
会場して席に着き、その雰囲気に浸りながら今か今かとドキドキしている時間。
照明が消えると同時に湧き上がる歓声とその高揚感。
ステージを観ている時だけではなく、その一連のトキメキ全てが今も輝いて見えます。
今日は今まで観て来た好きなアーティストのコンサートから、ちょっと驚いた場面があった点で印象的だった想い出を書いて行きます。
2006年、武道館にてコールドプレイの来日公演のとき。
イギリスのロックバンド、コールドプレイの来日公演を初めて目にしたときでもありますが、
2階スタンド席最前列で開演を待っていたところ、アリーナ席からざわざわ歓声が聞こえ始め何の騒ぎだろうと下を覗いてみたら、丁度真下にヴォーカルのクリス・マーティンの妻である、女優のグウィネス・パルトローが小さいお子さんを抱っこして、ニコニコ皆の歓声に応えていたのでした。
前にUPした読書感想の記事でもちょっと書きましたが、その頃人気ハリウッド女優だったグウィネス・パルトローの映画は何作か観ていたので、思いがけず目撃出来て嬉しかったのでした。
コールドプレイはその後も、さいたまスーパーアリーナ、東京ドームと何年か置きの来日公演を観に行ったのですが、最後に観た東京ドーム公演の前は、グウィネス・パルトローと離婚した後だったので、傷心のクリス・マーティンという噂が流れていました(-_-;)
このYellow が流れると、一段と歓声が大きくなって大合唱になり、私もファンになったきっかけの曲だったので一段と胸が高まりました。
大きなバルーンが客席にもたくさん降って来て、それが観客の頭上を移動して行く様子がとても幻想的で綺麗でした。
2002年国際フォーラムでの、エア・サプライとクリストファー・クロスジョイントコンサートのとき。
どちらも80年代懐かしいヒット曲満載の素敵なステージで、クリストファー・クロスは、MCもそこそこに淡々と歌う感じで、お馴染みの透明感あるハイトーン・ボイスが印象的だった憶えがあります。
びっくりしたのはエア・サプライのボーカル、グラハム・ラッセルとラッセル・ヒッチコック2人の方で、何と歌いながら2人で客席に降りて来て、お客さんと握手しながら一階席後方までグルっと一周りしたんです。
間近で見られたのは嬉しかったけれど、まるで演歌歌手のノリだったよねと、一緒に観に行った友達と後で笑い合ったのを憶えています。
エア・サプライの曲を聴くと、今でも爽やかな夏の風が吹き抜ける感じがします♬
2003年国際フォーラムでの、オリビア・ニュートン・ジョンの来日公演。
懐かしのオリビア・ニュートン・ジョンは、昔流行っていた頃好きでLPも何枚か購入し、主演の楽しいミュージカル映画『ザナドゥ』や『グリース』も観に行きました。
その公演時は、大きくなった娘さんとも一緒に『オーバー・ザ・レインボー』を歌っていました。
ビージーズのカバー曲であるCome on over を歌う前は、ちょうどその年にこの曲を作ったモーリス・ギブが亡くなったばかりだったので、MCでしんみりモーリスの事も語っていたことを憶えています。
この曲は、今アコギ弾き語りで私も練習している大好きな曲です♪
びっくりしたのは、アンコールの時だったか、ステージ前にたくさんの男性陣が花束を持って列をなしていたことです。25年ぶりの来日公演だったせいもあり、往年の男性ファンもたくさん詰めかけていたようでした。
こちらもまるで昔の昭和歌謡ショーを見ているような、和やかな一場面でした( ´艸`)
映画『グリース』での共演ジョン・トラボルタとの一場面。
それから、2014年ローリングストーンズ来日公演の東京ドームで布袋寅泰さんが
スペシャルゲストで登場したのもびっくりしたなぁ、もう。
でも直前に噂で知っていたような気もしますが(;’∀’)
ある日突然ロンドン在住の布袋さんに、「俺たちのステージで一緒にプレイしないか?」とストーンズ側から招待メールが届いたのだそうで、長身の布袋さんは、そのギタープレイ含めメンバー達と堂々と渡り合っていてかっこよかったでした。
Youtubeにもその時の映像がUPされていました。
余談ですが、ローリング・ストーンズではこちらの映像『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』の後半部分も初めて観たときもびっくりしました。
昔から大好きな曲ですが、以前ブログで紹介した、webで見れる無料漫画『バンドしようぜ』の先月の回で、チョコレートと思って食べたら石鹸だった、というくだりで爆笑した場面を思い出しました(笑)
ブライアン・ジョーンズが脱退した後で残念ですが、私にとってキース・リチャーズが一段とかっこよく見えた頃です^^;
続きまして~、15年ほど前に観たポルノグラフィティのコンサートのとき。
ポルノグラフィティは特にファンではなかったのですが、ファンクラブに入っていた友達から、武道館アリーナの良い席が取れたのでと誘ってくれたので行ってみました。
驚いたのは、終演後に私の周りにいた10代らしきファンの女の子たちが揃って咽び泣いていたいたことでした。
もちろん自分も間近で観られ感動したと思うけど、声を上げて泣くほどの感動や興奮を味わえる好きなアーティストがいるのって素晴らしいなぁと、終演後会場にかかっていたBGMジョンレノンの『ハッピー・クリスマス』を聴きながら自分もジーンとなって会場を後にしたのでした。
さかのぼること1970年代、武道館にてフォークコンサートを観に行ったとき。
中3の頃、当時流行っていた面白い「あのねのね」など色々なフォーク・アーテイストが出演していたコンサートを友達と2人で観に行きました。
びっくりしたのは、井上陽水が『夢の中へ』を歌う時に、
「大好きなビートルズと同じ場所に立てて嬉しい。」「この曲はビートルズに影響されて作った。」
と話しているのを聞いて、ビートルズが来日公演した憧れの武道館で観ているってだけでも感激だったのに、思いがけずビートルズの名前が出てとても嬉しく更に感激したのでした。
ところでその日は、帰り道でもびっくりしたことが起きたのでした。
水道橋駅から帰るとき、乗る電車を間違えて逆方向に乗ってしまい、その電車の中で友達と大笑いしたのだけど、次の駅で乗り換える時に足を踏み外し転んでしまい、片方の足だけ電車とホームの間に入ってしまったのでした。
手をついた電車内で直ぐ起き上がり事なきを得たのですが、出発した電車の中で友達に「怖い目に遭ってよく笑ってられるよね。」と、言われたことが当時の日記に書いてあったのもありよく憶えています(*_*;
それから10年程前、近隣越谷でのホールで藤井フミヤのコンサートを観たとき、
歌い出したフミヤさんが急に歌詞を度忘れして最初から歌い直したのもびっくりした思い出でした(;’∀’)
長い歌手生活でも滅多になかったことだったそうで、ご自身でもびっくりされていました。
そのコンサートでのMCで印象的だったのは、昔フミヤさんがテレビ番組のサプライズ企画で、越谷での一般の人の結婚披露宴でTrue Love を歌ったことがあったそうです。
それから何年かして銀座のバーで一人で飲んでいたとき、「フミヤさんですよね?」とそのときの新婦に急に挨拶され、フミヤさんが「あああの時の。仲良くやってますか?」と訊いたら、もう別れましたと言われたそうで、苦笑いしてました( ゚Д゚)
最近巷でよく耳にする「風の時代」。地の時代から風の時代へ突入したんだそうですが、藤井フミヤの『風の時代』も大好きな曲でした♪
とまあ、思いつくままに想い出を書き綴ってみましたが、読み返してみて、さほどびっくりしたことでもないのも混じっていたような^^;
あ、大好きなポール・マッカートニーについてのビックリネタが無いので、初めて観た2002年の来日公演では、ドームの外で入場待ちをしていた時、ラジオ番組だったかにインタビューされてびっくりしたのと、遠くに車椅子で移動していた内田裕也を目撃したことはありました。
何はともあれ、大規模コンサートが心置きなく楽しめるときが一日も早く来ることを願ってやみません。
と最後は強引にまとめ、終わりにしますm(__)m
ラスト映像は、懐かしの「あのねのね」で(笑)
先週末に撮った近所の桜🌸
今日はほとんど葉桜になりつつありました🌸