目にされた方も多いと思いますが、今週月曜朝刊に、このような不思議な青空の広告が一面に。
下の方に小さい文字で「この面を表にして空にかざせ」とあったのでやってみると、青空に虹が浮き出て、なんと!L'Arc-en-Ciel(ラルクアンシェル)結成30周年を記念した広告でした♪
空にかざすことで表と裏が一体となって完成するなんて、なんて斬新でお洒落な広告!
表と裏の同じ部分には『虹』の歌詞の一部と、4年半ぶりの新曲『ミライ』の歌詞の一部が。それが合わさってこのような素敵な詩に。
特に最後の、
雨の後には虹が輝く
その先にあるミライを僕たちは知っている
という部分にグッと来ました。さすがhydeの詩。
(表の青空の裏面が虹の紙面になっていたのでした。)
L'Arc-en-Cielという名は、フランス語で「虹」とか「空に架かるアーチ」という意味だそうですよね。そして、もう結成30周年になるのですね。
新曲の『ミライ』、youtubeで聴いてみましたが、まさに未来に希望が持てるような、素敵な曲でした。
今回久しぶりにラルクを聴いてみましたが、昔結構好きでよく聴いていました♪
ヴォーカルのhydeもカリスマ性がありかっこよくて。
『スノー・ドロップ』や『pieces』などが特に好きでしたが、テレビでやっていたコンサート、パリ公演などの映像も見ながら、演奏自体もとてもかっこよく生ライヴも一度見てみたいなぁと思っていました。
その後、2014年の5月28、29日に東京・国立競技場で開催されたイベント「SAYONARA 国立競技場FINAL WEEK『JAPAN NIGHT』」での29日、他のアーティストと共に出演していたL'Arc-en-Cielの生ライヴを初めて目にすることが出来ました。
年数回しかコンサートが出来ないというルールがあるらしい旧・国立競技場で、建て直す前の、これが最後のコンサートでした。
この29日の方は『Japan to the World』とのタイトルで、海外での活動に積極的な4組のアーティストが登場して、ラルク他、MAN WITH A MISSION(マン・ウイズ・ア・ミッション、セカイノオワリ、perfume(パフューム)が出演して、約6万人の観客で盛り上がりました。
ところで2014年5月というと、ポールマッカートニーも国立競技場での来日公演を予定していました。
ですが、ウイルス性炎症により急遽中止になってしまいました。
その時のこともちょっと振り返ってみると、その日行く予定だった私は先ず、ポールが定宿にしている日比谷のペニンシュラホテルで出待ちをしていました。
出待ちをしていたファンの中に、知り合いも発見したので「なかなか出て来ないね~。」と言い合いながら待っていたのですが、諦めて競技場最寄りの信濃町駅まで移動してホームに降り立った途端、今日の公演は中止になったとのアナウンスが流れ、中止を知ったのでした💦
後日ポールは聖路加国際病院に入院して手術を受けたとの情報を聞き、その時予定されていた公演は二日間とも中止になってしまったのですが、ポールは退院してから、日比谷のホテルから武道館を見に行ったとの情報を知り、その頃武道館へ行けばポールに会えたんだなと思いました。
ポールの公演が中止になってしまったのはもちろん残念でしたが、その年の5月以降、解体される予定の国立競技場に私はまだ一度も足を踏み入れたことがなかったので、その点も残念でした。
なのでその直後に、この「さよなら国立競技場~」のコンサートチケットを急いで申し込み、チケットをGET出来て観に行くことが出来ました。
2日目の29日は、一番のお目当てラルクの他、セカイノオワリやperfumeも好きだったのでとても楽しみでした。当時perfumeファンだった次男を誘って行きました。
狼の被り物が個性的なバンドであるマン・ウイズ・ザ・ミッションも、当時流行っていた耳馴染んだ曲をやってくれて楽しいステージでした。
国立競技場では、嵐やSMAPもコンサートをやっていたそうですが、それを観に行ったことがあるバンド仲間が、国立競技場でのコンサートは、夕暮れから徐々に夜景に移り変わっていく新宿の景色がとても綺麗で雰囲気バツグンなんだと言っていたので、それもとても楽しみでした。
直前に申し込し込んだので、座席はスタンド後方で、ステージは遠くスクリーン頼りでしたが、バンドの友達が言っていたように、新宿方面が夕陽に染まり、夜に近づくにつれて段々高層ビルの夜景が綺麗になっていく様子はバッチリ見えて、暫し見惚れてしまいました。
(この日に撮った写真は、この2枚だけでした。)
その時ステージでは、ちょうどセカイノオワリの『炎と森のカーニバル』が始まったところだったので、その情景と、楽曲のワクワク感と、初夏を思わせる心地よい風とが全て合わさって、一番心に残った曲になりました。
もちろん初めて観られ、その日のトリを飾ったラルクも素晴らしく、perfumeも可愛くノリノリでワクワク感いっぱいだったのですが、この『炎と森のカーニバル』はじめ、セカイノオワリの楽曲はなんて野外コンサートにぴったりなんだと感じ、単独コンサートも是非見てみたいと思いました。(行けてませんが^^;)
(この時の映像より、私はこのMVバージョンが一番好きです。)
私は夏の暑さが苦手なので、野外が多い夏フェスはほとんど行ったことがありませんでしたが、5月とはいえこの日も暑かったのですがまだ爽やかだったので、野外コンサートの心地良さも初めて堪能することが出来ました。
近くのコンビニでも会場でも売店が長蛇の列で、ビールを買えなかったのが残念でしたが^^;
会場を光で埋め尽くされたサイリウムの輝きや、打ち上がった花火や火柱の規模もさすが野外という感じの演出で、とても思い出深い最初で最後の旧・国立競技場でのコンサートとなりました。
まだまだ使えそうなのに、解体してしまうなんてもったいないなとも感じましたが。
でも新しくなった国立競技場で、また盛大に盛り上がるコンサートが出来る日を願っています。
<セットリスト>
(こちらの「音楽ナタリー」さんのサイトから転載させてもらいました。)
https://natalie.mu/music/news/117768
- evils fall
02. Get Off of My Way
03. higher
04. datebase
05. FLY AGAIN
06. Emotions
- 炎と森のカーニバル
02. スターライトパレード
03. 銀河街の悪夢
04. Love the warz
05. RPG
- edge(ASIA ver)
02. Spring of Life(国立 ver)
03. Magic of Love(Album-mix)
04. チョコレイト・ディスコ(2012-Mix)
05. ポリリズム
L'Arc-en-Ciel
- CHASE
02. READY STEADY GO
03. DRINK IT DOWN
04. X X X
05. BLESS
06. HONEY
07. Driver's High
08. Link
09. MY HEART DRAWS A DREAM
この時の映像がyoutubeにもありました。
トリのラルクはやはり圧巻のステージでした。perfumeも圧巻でしたが(^-^)
この時はやってくれなかったけど、やはりこの曲が一番好きだな、Pieces♪