つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

「トランペット界の貴公子」と呼ばれている、クリス・ボッティ♪

最近本の感想を書いてないので、今回は、だいぶ前に読んで心に残った小説の感想にするつもりでした。

ですが、メモを下書きしてからかなり時間が経ってしまい、上手くまとまらないのでテーマを変えました。(どうでもいいことですが^^;)

ブログに書くとき、読書感想が私には一番時間がかかります。

それに比べ、音楽についてはさほど時間がかかりません。

 

最近のNHK連ドラ『カムカムエヴリバディ』で、オダギリジョーふんするトランペット奏者を観ていて、「そうだ!京都へ行こう!」…ではなく、

「そうだ!クリス・ボッティを書こう!」と思いつきました♪

 

ジャズについては疎い私ですが、トランペット奏者であるクリス・ボッティのアルバムは、このベスト盤1枚だけ持っています。

f:id:tsuruhime-beat:20220125205113j:plain

www.universal-music.co.jp

1962年生まれ、アメリオレゴン州ポートランド出身。

幼少の頃、母親の影響でピアノを弾き、10歳からトランペットを始める。

マイルス・デイヴィスに影響されトランぺッターとしての道を進み、高校時代よりプロとして活躍する。

フランク・シナトラ、スティング・アンドレア・ボチェッリ、ボブ・ディランアレサ・フランクリンチャカ・カーンなど超大物と共演。

2004年に発表したアルバム『ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ』でジャズ全米最高売上を達成。

2004年『PEOPLE誌』では「世界で最も美しい50人」にも選出されている。

ユニバーサルミュージックジャパン公式サイトより)

 

「現代トランペット界の貴公子」と呼ばれているクリス・ボッティは、アメリカを代表するトランペット奏者。

1990年頃から、ポール・サイモンのレギュラーメンバーとしてツアーに参加したり、スティングのワールドツアーメンバーの一員として抜擢されたことから、一躍注目を集めたようです。

 

f:id:tsuruhime-beat:20220125210242j:plain

 

私がクリス・ボッティに注目し始めたのは、今から10年以上前にBSプレミアムで放映された「クリス・ボッティ・イン・ボストン」を観たときから。

2008年9月にボストン、シンフォニー・ホールにて開催された、スティングやジョン・メイヤースティーブン・タイラー、チェロのヨーヨー・マ 他、そうそうたる豪華ミュージシャンたちと共演した見応えいっぱいのコンサートでした。

 

卓越したトランペット演奏はもちろんのこと、端正で美しい顔立ちやその佇まいにすっかり魅せられてしまい、その後こちらのベスト盤を購入して、初台オペラシティでの来日公演にも一度一人で観に行きました。

トランペットの音色って、抑揚がついていると特に、深い森や空の彼方にでも吸い込まれていくかのような美しさですよね~。

吹奏楽は、ハーモニカからして私は苦手でしたが( ̄▽ ̄;)

 

そのテレビで観たボストンのコンサート映像で、一番感動したのが、エアロスミススティーブン・タイラーとの共演シーンでした。

 

youtu.be

この時、スティーブン・タイラーはステージに登場するなり、

「今夜は自分の父がここに来ているんだ!」と言って、最前席に座っているお父さんが映し出されました。

それから、『スマイル』を情感を込めて歌い出し、テレビ映像とはいえとても心に沁み入り感動したのを覚えています。

「辛く苦しくても、笑顔でさえいれば、きっと明日は見えてくる…。」

というような歌詞の『スマイル』は、昔から私も大好きだったのもあり。

このときの映像を観ると今でも心打たれます。

エアロスミススティーブン・タイラーも、特にファンってわけではないのですが。

 

youtu.be

スティング93年のヒット曲 『If I Ever Lose My Faith In You』を共演した場面も、スティングもこの曲も好きなのでとても印象に残りました。

特にエンディングでの、歌とトランペットの掛け合いは聴き応えあります。

 

youtu.be

「ライヴ・イン・ボストン」のオープニングを飾った、この『アヴェ・マリア』の演奏もイチオシです。

私が持っているベスト盤も、半分はこのボストン公演から収録されていて、「ライヴ・イン・ボストン」のアルバムも、入っているサブスク音楽配信サービスからダウンロードしてたまに聴いています。

 

このボストンでの『アヴェ・マリア』や『Time To Say Goodbye』などの有名曲もベスト盤に収録されていますが、ベスト盤の中で特に好きなのは、こちらの『Emmanuel』という、ルシア・ミカレリのヴァイオリンから始まる曲です。

この曲は、映画音楽家であったミシェル・コロンビエが、71年に自らのソロアルバムで発表した曲で、5歳で行方不明になった息子の想い出を託した作品だそうです。

ボッティの演奏は、作者の息子を思う切ない気持ちを現在に伝えてくれる。」とライナーノーツにもあるように、トランペットとヴァイオリンの哀愁漂うコラボが素敵です。

 

youtu.be

 

☆ ☆ ☆

トランペット奏者ときいて思い出すのは、同じくアメリカのハーブ・アルパートの 『Rise』も大好きでした 。

もう40年以上前ですが、この曲が入ったLPレコードを購入してよく聴いていました。

流行っていた当時は、おしゃれで斬新な曲だと感じ、新しい自分に生まれ変われるような、そんな思いを抱きながら聴いていたのが懐かしいです。

youtu.be

この曲を知らなくても、同じくハーブ・アルパートのこちら 『Bittersweet Samba』ならご存じの方も多いのではないでしょうか。

昔懐かしの深夜放送、「オールナイトニッポン」のテーマソングです(^^)/

youtu.be