つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

土日の出来事。読み聞かせとXmas Live ♪

 

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12/21 は、今年最後の読み聞かせ担当日でした。

今回選んだ絵本は『メリークリスマス、お月さま』(アンドレ・ダーハン作)。

 

部屋に灯りが無いネズミのマヤが、月の光を分けてもらおうとお月様に手紙を書き、夜空に向かって投げた紙飛行機がサンタクロースの家の窓に届いて、サンタクロースとお月様そして星の協力もあり、マヤの部屋がキラキラ美しい灯りでいっぱいになり、そして・・・というあらすじ。マヤは、光を届けてくれたのがサンタだと気付いていない点も微笑ましく温かいお話です。

 

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サンタクロースが陰で活躍するこの絵本を読んで、以前読んだ小説『わたしの良い子』(寺地はるな・作)での、サンタクロースについて書かれた一節を思い出しました。

 

この小説は、訳あって小さな甥っ子と二人で1年半の間暮らす30代の女性が主人公のお話ですが、サンタクロースは本当にいるのかというこの甥っ子である朔からの質問に、叔母である椿が子供だからとごまかしたくなく迷いながら答えたのが以下の台詞です。

あのね、誰かにプレゼントをあげたい気持ちや、あげる行為を総称して「サンタクロース」なんだよ。だから、プレゼントをあげて誰かを喜ばせたい、って思う人はみんなサンタクロースなんだ。だから私もサンタクロースなの。朔と一緒に暮らすようになって、サンタクロースになれたの。

 

思い切って語ったこの説明で、朔がショックを受けたか心配する椿に返した朔の、

「俺もサンタクロースになれるかな」とポツンと言った一言にもジーンと来ました。

 

朔と試行錯誤を繰り返しながら暮らした数年間で、椿は最後に、

「良い子でなくていいから、ただ生きて欲しい。この世界を生き延びて欲しい。」

との思いを強くする場面も感動的でした。

 

例えプレゼントはなくても、読み聞かせや音楽で、聴きに来てくれた皆さんが少しでも楽しんでくれたらと思う気持ちだけでも、私も椿の思うサンタに少しはなれたのかなと感じました。

 

来年からは、改修工事のため図書館での読み聞かせは半年以上お休みですが、仲間から小学校での読み手が足りないと頼まれたので、来年からは近くの小学校での朝時間に月数回担当することになりそうです。

 

 

 ☆ ☆ ☆

 

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 翌12/22 は、いつもお世話になっている下北沢ブレスさんでクリスマスビートルズライブに、このイベント用に結成した「The Harf Beats 」という即席バンドで参加して来ました。

 

何故ハーフビーツかというと、メンバーが静岡と埼玉在住が半々だったので、ジョン役であるバンマスが考えてくれたバンド名です。

 

ところがその静岡のジョン役が、体調不良で出演出来なくなってしまったので、急遽一緒に女子バンドをやっているジョン役が引き受けて下さり、静岡1人、埼玉3人とハーフではなくなってしまいましたが、無事にライブをやり終えることが出来ました。

 

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🎵セットリスト

Please please me
You’re gonna lose that girl
Chains
The night before
It won't be long
I wanna be your man
Devil in her heart
Can't buy me love
I saw her standing there
Please Mr. Postman(enc)

 

メンバーが入れ替わったので曲も相談して、P.S I love you と I'll get you を、You’re gonna lose that girl と I saw her standing there に差し替え、当日のサウンドチェックで、曲の終わり方やコーラスパート等を確認し合い本番に臨みました。

 

It won't be long と Devil in her heart  は、私はライブでは久しぶりにやったのでこの2曲が演奏出来るのは特に楽しみにしていました。

 

参加出来なかった静岡のメンバーは、普段はバンドをやられていない方なので、このイベントをとても楽しみにし一番張り切っていただけに本当に気の毒で、他の対バンさん達も同情しきりだったので、来年また機会があったら何かのイベントで集まろうと話し合っていました。

 

対バンさん達もお馴染みの方ばかりで、アットホームな雰囲気でした。

 

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写真では隠れてしまってますが、Abbey RoseさんのドラマーY君はまだ小学6年生ですが、大人顔負けのドラミングで凄いのです。
そのY君ももちろんのこと、他のドラマーさん達もお会いする度に皆さん腕を上げておられるので、私も頑張らなければとたくさん刺激をもらって帰って来ました。

 

同じ日に開催されたフィギュアスケート全日本で優勝した宇野昌磨選手も昨日のインタビュー記事で言ってましたが、過度に自分に期待し過ぎないこともいい結果に繋がるとのことなので、年末年始もライブが続くので、あまり力まず楽しみながら出来たらと思います。

 

でも次回はレベル4のトリプルアクセルとステップで決めてみせますよ!


観客席で( `ー´)ノ

 

皆さん、穏やかなクリスマスを過ごせますように🎄✨