先週、金曜一泊で久しぶりに箱根に行って来ました。
コロナ禍以前から毎年、年末年始くらいしか滅多に帰ってこない次男が、会社で契約している保養施設の抽選に当たったからと珍しく誘ってくれたので。
どういう風の吹き回しかとびっくりしましたが、ありがたく連れて行ってもらうことにしました。
箱根は昔から何度か訪れていますが、紅葉の時期は初めてのような気がします。
宿泊施設そばの紅葉の名所を事前に調べたら、特に「箱根美術館」が人気のようだったので、先ずはそこへ向かいました。
紅葉も綺麗でしたが、苔庭がまた素敵でした。
苔の緑と、モミジの赤とのコントラストが目にも鮮やかで見惚れてしまいました。


美術館前の庭園「神仙郷」が見渡せる景観の良い茶室「真和亭」で、お抹茶をいただきました。
テーブルにも、庭の木々や空が映り込んでいるのが綺麗でした。
紅葉の名所だけあってたくさんの人で賑わっていて、モデルさんの撮影もしていました。
それから美術館本館を見学しました。
この本館建物はパンフレットによると、「創立者岡田茂吉が自ら設計し、昭和27(1952)年に完成。縄文時代の土器から鎌倉・室町時代に制作された六古窯の壺や甕、そして江戸時代に至る日本のやきものを中心に据えて、テーマによる小企画展も行っている。」とのことでした。


中でも左側の「縄文火焔形土器深鉢」という土器は、昔教科書に載っていて見覚えがあるので、思わず係の人に「これ本物ですか?」と訊いてしまいました^^;
もちろん本物だそうで、写真撮影もOKとのことでした。
右側は、古墳時代の埴輪など。
2階ロビーの大きい窓からは、箱根の山並みや庭園が一枚の絵画のように見渡せるようになっていました。
それから、箱根美術館すぐそばにある「強羅公園」に寄ってみました。
箱根は今まで何度も来たことがあっても、箱根美術館も強羅公園も今回が初めてでした。
「強羅公園」は、薔薇が綺麗でした。


茶室や温室などもあり、坂に面して結構広い公園でした。
お店なども見ながらぶらぶら歩き、一番下まで行って戻って来るのはチトきつかったでした。
それから宿に向かいました。


開放的で明るく、まるで美術館のような建物の宿泊施設で暫しのんびり出来ました。
有名なパワースポットなので、朝からたくさんの人で賑わっていました。


参拝をした後は箱根神社の階段を下りたところにある、インスタ映えスポットとして有名な、芦ノ湖畔の水中に立つ「平和の鳥居」へ行ってみました。
10年近く前に来た時も、この鳥居は写真を撮るための長蛇の列が出来ていていましたが、今回もそこへ向かう階段に若者がズラッと並んでいました。
なのでそこはパスして、湖畔沿いを散策がてら、山のホテルの紅葉を見に行きました。
「山のホテル」の庭園は5月頃のツツジで有名ですが、紅葉もとても綺麗で、箱根美術館よりも人もずっと少なく静かで落ち着いた雰囲気が良かったでした。
富士山も綺麗に見えました。




山のホテルも薔薇園があり綺麗でした。
石造りのチャペルは、まるでイギリスのコッツウォルズにいるような風景でした。
それから早々帰路につきましたが、箱根の紅葉を満喫出来た二日間でした。
先週土曜は「読み聞かせ」の担当日でしたが、今月お休みさせてもらう旨を先月の会で仲間に伝えたら、80歳近くの仲間の1人がやはり先月娘さんと江の島で1泊して来たそうで、久しぶりに電車に乗ったと話してくれました。
何でも、座間までベートーベンのクラシックコンサートを聴きに行って、その帰りに江の島に寄ったのだとか。お洒落だなと思いました。
土曜のせいか凄い人混みだったそうで、江の島って階段がきついのねぇと言ってました。そういえば私も2年前、江の島へまだ行ったことがないと言っていた友達と久々に出かけて、奥へ行けば行くほど階段がきつかったのを思い出しました。
☆ ☆ ☆
翌日曜日の午後は、レディースバンドであるジェリービーンズの練習が久々にありました。
静岡在住のメンバーが、久しぶりに都内に出て来る用事があるとのことで、キーボードのKさん以外、集まれるメンバー4人で水道橋のスタジオで3時間練習しました。
特にLiveが決まっているわけでもないので、新曲よりも今までのレパートリーを次々におさらいする感じでした。
カフェでのアフターも、お互いの近況報告などで話は弾み、あっという間の楽しい時間でした♪
今週のお題「あったか~い」
箱根の温泉で、身体の芯から温まりました(^^ゞ