つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

初めての「瑠璃光院」ほか、京都旅行。

11月末に京都に行ってきました。

コロナ以前は、京都へは何度か一人で行き、大阪に引越した友人に付き合ってもらって観光することが多かったのですが、久しぶりの今回は、京都の紅葉を見たいという身内と共に出かけたので、その友人にも連絡せず、関西在住のブロ友さんにも思いを馳せつつ観光しました。

私が行ったときは、紅葉の見頃は過ぎていましたが、さすが京都、それでも目に鮮やかな紅葉を楽しむことができました。

「瑠璃光院」

事前に、最近の京都のことを調べていて、写経机に映り込む紅葉が素晴らしいという「瑠璃光院」が気になり、是非行ってみたいと思いました。

「瑠璃光院」は近年、季節限定で、春と秋の二回だけ一般公開しているそうで、私が行った時は予約制で、3日前に予約したせいか、空いている時間帯がほとんど無いくらいの人気ぶりでした。この寺院は特に中国からの観光客も多かったでした。

 

「瑠璃光院」は、叡山電鉄八瀬比叡山口駅から、徒歩5分ほどの静かな場所にありました。

その近く、比叡山へ向かう八瀬ケーブル駅のすぐ隣には、「八瀬もみじの小路」という美しいもみじの群生地があり、ここもたくさんの観光客が写真を撮っていました。

 

瑠璃光院・山門

 

書院2階での、写経机に映り込む紅葉を撮る、フォトジェニックなこの場所が一番混み合っていました。私のスマホだと実際見たときの美しさは表現しきれていませんが。

ここでは拝観料込みになっている写経も出来ました。1階では、廊下に映り込む「床もみじ」も見ることが出来ます。

書院1階で寛ぎながら、苔の絨毯がとても美しい「瑠璃の庭」をしばし眺めていました。

拝観料は他の寺院に比べて高めでしたが、ゆっくりくつろげる素敵なお寺でした。

春の特別拝観では、写経机に映り込む「青もみじ」がこれまた見事なようです。

 

東福寺

京都駅から一駅の東福寺。過去にも何度か訪れたことがありますが、今回紅葉の盛りは過ぎていましたが、色鮮やかなグラデーションの敷きもみじも楽しめました。




「勝林寺」
その近くにある、東福寺塔頭寺院の一つ毘沙門堂 勝林寺」

秋の特別拝観期間ということで、今回初めて行ってみました。

こちらは、まさにインスタ映えする、様々な趣向を凝らしたお寺でした。

小ぢんまりとした境内には、至る所に花小鉢や色とりどりの和傘、キツネのお面も飾られていて。


撮影禁止の本堂では、東福寺の仏殿に密かに安置されていた、秘仏毘沙門天立像・吉祥天像などの特別ご開帳を見学でき、スタッフの方の丁寧な説明もありました。

境内の「花手水」も豪華でしたが、写真を撮り忘れたので、秘仏や花手水の写真はこちらのHPからどうぞ♪

shourin-ji.org

 

高台寺」のライトアップ

北政所・ねねゆかりの高台寺。そのライトアップは、数年前も行ったことがありますが、今回も、音楽とコラボされた鮮やかな光のプロジェクションマッピングが楽しめました。

今年のテーマは「追憶の光」だそうで、令和6年にねねの400年遠忌を迎えることを受け、ねねのお生い立ちや、秀吉との出会いを描いた映像だそうです。

庭園での池に映り込む紅葉は、風があったせいかさざ波があり、以前来た時のような合わせ鏡のような美しさではありませんでしたが…

小高い竹林への階段は、結構キツくて、こんなにしんどかったっけ?と感じましたが、単に年齢と共に体力が落ちただけなのか…^^;

それに、竹林のライトアップで蛍のようなイルミネーションは、以前来たときは無かったように思うので、ライトアップも年々パワーアップしているのでしょうか。

 

「宇治平等院

たくさんの修学旅行生も来ていて、自分も修学旅行で来たときを懐かしく思い出しました。

数年前、関西在住の友人と来た時、平等院の帰りに、対岸の宇治神社」「宇治上神社にも参拝して、特に宇治上神社は清々しく、とてもいい気が流れていたのを実感したのが忘れられなくて、今回も寄ってみることに。

平等院から直ぐの、宇治川にかかる「朝霧橋」などを渡り、その橋の名からも、「源氏物語」ゆかりの地という感慨に浸ることができました。

宇治上神社

宇治上神社」は日本最古の神社建築だそうで、本殿(国宝)は平安時代後期、拝殿(国宝)は鎌倉時代前期のものだそうです。今回も、本当に良い気が流れているように感じました。京都で巡った神社では、七五三の可愛い姿もちらほら見かけました。

「東寺」

旅の最後に、「東寺」を参拝しました。

私は東寺の金堂での薬師三尊や、講堂に安置されている仏像が大好きで、特に講堂の「仏像・立体曼荼羅」を拝むことを楽しみにしていました。前回来たときは寄れなかったので。

3年前に、上野の東京国立博物館での「東寺展」にも行ったことがあり、そのときブログにも書きましたが、その展覧会はとても混み合っていたので、今回は仏像とじっくり対峙し静かな時間を過ごすことができました。

 

ところで、最近の修学旅行は団体ではなく、少人数でのグループで見学するのが主流なのでしょうか。小学生のグループまでも、タクシーの運転手さんが観光案内している光景を度々見かけたので。

ともあれたくさんの修学旅行生も来ていて、コロナ前の京都に戻ったようで、良かったなと思いました。

 

食べ物の写真はほとんど撮りませんでしたが、カレーうどんで有名な、京都駅の京都ポルタにある「味味香」(みみこう)での写真は1枚撮りました。

注文した「とり天カレーうどん」、とろみのある京風だしでとても美味しかったです♪

ごちそうさまでした!(^o^)丿