つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

初めての「宝厳院」ほか、京都紅葉めぐり(その1)

今週、2泊3日で京都へ旅行に行ってきました。

4年前に一緒にタイ旅行をした友人を誘ってみたら、二つ返事でOKしてくれて、一緒に回ることになりました。

その友人は、京都はナント約40年ぶりとのことで、「嵐山」はまた行ってみたいけど、他に行きたい場所もよく分からないとのこだったので、有名な紅葉の名所を一緒に観光しました。

私は昨年の同じ11月末にも、紅葉を見に京都に行ったのですが、実は、今年から仲間と東海道歩きにはまっている夫が、この時期に京都・三条大橋でゴールするというので、最後の日に私もランチで合流することになり、今回も行くことになったのでした。そのウォーキング仲間たちも、私の昔からの知り合いなので。

ところがその夫は、最近腸の調子が悪くなり、今回の東海道歩きは急遽数日前に断念し、一人お留守番になってしまったのでした(;'∀')

(1年前の京都旅行の記事はこちらです。)

tsuruhime-beat.hatenablog.com

新幹線内で早めのお昼、駅弁を食べ、京都駅に到着したら、先ずは荷物を預けにホテルへ。

ホテルは八条口駅前の「変なホテル」。都心でも見かけたことのある全国展開しているホテルですが、フロントで恐竜のロボットが対応しているとのことで、一度泊まってみたかったのでした。

人を感知すると動きがあり、「いらっしゃいませ」など言葉を発しますが、荷物預かりなど、スタッフが頻繁にドアから出てきて対応してくれます。

京都駅到着時はぽかぽか陽気でしたが、嵐山では急に寒くなりました。

嵐山は私も久しぶりでしたが、予想通り観光客でごった返していました。

京都駅から嵯峨野線で嵐山駅に向かい、「渡月橋」に向かって歩いていたら、雷電の「嵐山駅」がおしゃれだったのでちょっと寄ってみることに。中でのお土産店も賑やかでした。

晴れの予想でしたが、嵐山では雲行きが怪しくなりポツポツ降って来たので、しばらく茶店で和菓子を食べながら休憩。

また晴れてきたので、「渡月橋」へ。

(友達は写真アップOKと言ってくれましたが、一応ぼかして載せています^^;)

たくさんの観光客とともに、修学旅行生達もいっぱいでした。

その後、近くの「天龍寺」に行こうということになり、その道すがら、天龍寺塔頭の「宝厳院」というお寺の紅葉が綺麗そうだったので、寄ってみることに。

「宝厳院」の門前には、たくさんの「嵐山羅漢」が祀られていました。

そして「宝厳院」の庭、「獅子吼の庭」へ。

「宝厳院」に行ったのは、今回初めてでしたが、ため息が出るような美しい紅葉で、しかも人も少なくとても静かだったので、友達と共にすっかり気に入ってしまいました。

この庭園は、室町時代に作庭され、獅子吼とは「仏が説法する」の意味で、庭園内を散策し、鳥の声、風の声を聴くことによって人生の心理、正道を肌で感じる。これを「無限の説法」というが、心が大変癒される庭である。

「獅子吼の庭」について(パンフレットより)

それから、天龍寺の法堂にある「雲龍図」を見に、法堂へ向かいました。

天井いっぱいに描かれた「雲龍図」はとても見事で、暫し見入ってしまいました。

(撮影禁止のため、パンフレットより)

天井を見上げながら左右へ歩きながら動くと、龍もそ径れに合わせたように顔の向きが変わって見えるのがとても不思議でした。(パンフレットで確認したら、どこから見ても見る人を睨む、「八方睨み」の龍として描かれているそうです。)

そして、嵯峨野の「竹林の小径」を通り、また嵐山駅へ戻りました。

竹林の小径は、これまたたくさんの観光客で賑わっていました。

嵐山自体、外国人もいっぱいで、京都全体では、特に台湾からの団体客が多かったように感じました。

 

京都駅へ戻り、夜はライトアップを見る予定になっていたので、友達とお互いそれぞれホテルの部屋でのんびりした後、高台寺へ。

高台寺のライトアップは、私は昨年も観に行きましたが、京都のライトアップの中では一番有名だと思うし、友達も高台寺がいいというのでお連れしました。

降りた「祇園四条駅」は、ちょうど南座前に出ました。

高台寺」への途中、「花見小路」にあるお店で夕食。

そして「高台寺」の夜間拝観へ。

庭への入り口付近の上には、美しい月も…
先ずは、方丈庭での「プロジェクションマッピング」を見ました。

BGMに合わせ、マッピングにイルミネーションを組み合わせた3D体験ができ、昨年とはまた違った華やかさでした♪

高台寺」、来年は、秀吉の正室北政所)ねね没後400年遠忌を迎えるそうです。

続いて庭園へ。池に映りこむ紅葉は、風が無かったためか昨年より綺麗で、じっと見ていると深く暗い幽玄の世界へ引き込まれそうな、怖い気分にもなるくらいの美しさでした。
庭の散策ルートの中での、小高い丘になっている竹林の道は、アップダウンが昨年結構険しく感じたので、階段下の竹林付近だけ散策しました。

帰りは、八坂神社を通り抜け、駅に向かいました。

京阪線東福寺」で乗り換え、京都駅へ戻るはずが、おしゃべりしていて乗り越してしまったので、二つ先の伏見稲荷の駅で降り、伏見稲荷大社の夜景もちょっと見ることに。(^▽^;)

ライトアップ時間は既に終わってましたが、静かで厳かな雰囲気を味わうことができました。

1日目は午後からの観光でしたが、16キロくらい歩いたため結構疲れました。

次回へ続きますm(__)m