つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

私がローリング・ストーンズのLittle Queenieにハマる10の理由

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私がローリング・ストーンズの曲の中で、ここ何年か一番聴き込んでいるのは、『リトル・クイニー』で、二番目が『キャロル』

元はどちらもチャック・ベリーの曲であり、この2曲は初期のビートルズもカバーしています。

ビートルズのカバーも、曲のテンポといいチャックベリー風ロックンロールで最高だけれど、ストーンズのこちらのライブバージョンはより気に入っていて、何度も繰り返し聴いています。そこで、

はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由のテーマに沿って、私がストーンズの『リトル・クイニー』にハマる10の理由を挙げていきます。

それでは、「レッツらゴー!」

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1. 何といってもこのアルバム、『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!』に収められている『リトル・クイニー』が最高!

『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!』は、1969年のアメリカツアーの模様を収録したストーンズ初の公式ライブアルバム。この年は、ストーンズが創立メンバーだったブライアン・ジョーンズの脱退と亡くなった年でもあり、ミック・テイラーを新しいメンバーとして迎えたばかりだった。)

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2. チャックベリーの原曲よりスローテンポで、それがストーンズっぽいルーズな曲調でありそのノリがたまらない。

3. それはミックの脱力感あるかっこいい歌い方と、メンバーの演奏が相まってのもの。

4. 特に、キース・リチャーズとミック・テイラー二人のギタープレイから繰り出されるグルーヴ感に、よりテンション上がりまくりである。

5. 特にキースのギタープレイ最高!(笑)

6. ビル・ワイマンのベース音もアルバム全編を通して、いつもよりブンブン鳴っていて、ついベースラインも追いながら聴いてしまう。

7. もちろん、バンドの大黒柱的存在である、チャーリー・ワッツのタイトでシンプルなドラミングもたまらない魅力。

8. 自由奔放に演奏しているストーンズのライブの醍醐味が特に詰まっている1曲である。

9. 聴く度に気分が上がり、パワーをもらえるので私にとってはビタミン剤的な曲。

10.是非いつかドラムで演奏してみたい曲でもある。

 

この曲に続いて流れて来る『ホンキー・トンク・ウィメン』でのキースのギターリフも臨場感いっぱいの音で、まさにライブの魅力が詰まったアルバムであり、出来る事ならタイムマシンで直ぐにでもこの場に駆け付けたい衝動にかられます。

過去見に行った来日公演でもこの『リトル・クイニー』をやってくれたことがありました。

 

実はこの曲を頻繁に聴くようになったのは、近場の越谷にあるライブハウスで、ハコバン的ビートルズバンドであるRainが数年前演奏していたのがグッと来たからでした。動画も保存してあるのですが、ブログにUPして良いか訊いてないので写真だけでも(‘◇’)ゞ

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私が以前習ったことがあるドラムの師匠のバンドであり、グルーヴ感半端ないピカイチのバンドなのです。

それ以来Rainを観に行ったときはこの曲は毎回リクエストをしていたのですが、昨年のコロナ禍から活動休止になってしまったのが残念です。

 

ところで、この『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!』のアルバム解説には、会場であるニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでコンサートを目撃したファン達の感想も載っています。

家からこっそり抜け出して見に行ったという当時13歳だった女性の思い出は、1回目のステージ後、上手くステージまで行けてキースと話すことが出来たそうです。

そこでその少女はキースにお嫁さんにして欲しいと訴えたそうで、それを真顔で聞いてくれたキースは、「残念だけれど、キミは若過ぎるので後数年したら話そう。」と頬にキスをしてくれ、メンバーと共にステージから立ち去ったそうです。

泣きそうになったけれど、あの時間を与えてくれたキースに感謝していると書かれていました。キースの優しさが伝わって来るエピソードでした。

 

また、チャーリーの真ん前で観ていたという当時16歳だった女性は、曲が全て終了した時、先端が折れたスティックを見てチャーリーが笑い出し、それを観客に向かって投げたら、なんと自分の眼鏡に命中し、眼鏡が吹き飛んでしまったそうです。

そこで、身動きできない状況でも押し寄せて来た観客に負けず、直ぐにスティックと眼鏡を拾いポケットに捻じ込んだそう。

そのスティックを最近引き出しの底に発見したそうで、スティックについた無数の凹みを見つけ、「あのコンサートでチャーリーは確かにこのスティックでビートを刻み続けていたのだ。」という感想が心に残りました。

 

こちらが、そのコンサートでの『リトル・クイニー』。

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こちらはライブ映像ですが、上のアルバム盤の方がずっと音が良いです。

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こちらは、『キャロル』。

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このアルバム全編通して、いつも控えめなビル・ワイマンのベースがよく鳴っていて、この『キャロル』でもとてもかっこいいベースラインなのです♪

(特に、間奏でのギターとの絡みがすごい!)

 

もちろん、ビートルズの『リトル・クイニー』や『キャロル』もかっこいいです!

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キースとジェリー・リー・ルイスが共演している、ファンキーで楽しそうな映像もあります。

リトルクイニー、リトルクイニーと、しつこいようですが…(;''∀'')

ブログに好きな曲やアーティストのことを書くときって、とても楽しいですー♪

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