先週土曜は、図書館での「読み聞かせ」担当日でした。
今月は、こちらの絵本と紙芝居1作品ずつ読みました。
絵本『もうちょっと もうちょっと』(文・きむらゆういち/絵・高畠純)
お腹を空かせたコブタがリンゴの木を見つけ、ずっと待っていると、リンゴがポトーンと落ちて来ます。「やったぁ!」と喜んだのも束の間、鼻先にぶつかり、岩の穴の中へコロコロ。取ろうとしてもコブタの手では届かず、さらに奥へ押してしまい困ってしまいます。
そこに、サルや尻尾の長いキツネ、キリン、ワニなどが次々にやってきて、四苦八苦しながら取ってくれようとしますが、同じようにリンゴはさらに奥へ行ってしまい取れません。最後にゾウがやってきて、動物皆で力を合わせ、ついに長い鼻でリンゴを取ってくれましたが、意外な展開に…
ラストは、ハッピーエンドの楽しい話です。
動物たちがリンゴを取ろうとして頑張っている、「もうちょっと、もうちょっと」と繰り返す言葉で、クスクス笑いが起こる楽しい話でした。
皆で力を合わせるところは、『おおきなかぶ』の絵本を思い出します。
最初の場面で、リンゴが落ちてくるまでずっと待っている、気の長いコブタも何とも可愛いです。笑
紙芝居『くまちゃんのぽかぽかぼうし』(脚本・すとうあさえ/絵・市居みか)
市居みかさんの絵が好きなので、今回こちらの幼児向け紙芝居を選びました。
くまちゃんは、昨年おばあちゃんが編んでくれた、ぽかぽか帽子をかぶろうとしたけど、きつくて毛糸がほつれてしまい…という、友達のうさぎ君と、くまちゃんのおばあちゃんだけ登場する、こちらも何ともほのぼのとしたお話です。
大人目線だと、ちょっと物足りないかなと感じたのですが、前にいた小さな女の子が、「後でもう一回後で読んで。」と言ってくれて、この作品気に入ってくれたようなので良かったでした。
先週末は、ぽかぽか陽気でしたので、たくさんの親子の皆さんが聞きに来て下さいました。
* * *
今月初旬、4年ぶりに、神奈川県にある「吾妻山公園」へ行ってきました。
1月頃から菜の花が綺麗との情報を目にしたので。
こちらのHPには、「二宮駅北口より公園入口までは徒歩で約5分、そこから階段、山道を登り、山頂(標高136.2メートル)の展望台までは約20分です。」とありますが、前回と違い、公園入口の標識が、駅から直ぐの小学校裏の坂道を上がって行く方ではなく、吾妻神社経由で山頂に向かう道への案内だったので、そちらから行ったら階段もかなりきつく、途中、休憩しながら登りました。
なので帰りは、前回と同じ道から帰ってきました。
山頂に咲くたくさんの菜の花畑は、4年前来たときよりも綺麗な気がしました。今年は特に綺麗なのでしょうか。桜の時期は来たことはありませんが、桜の季節もとても綺麗みたいです。
霞みがかってはいましたが、富士山が大きく見えたり、相模湾方面には、小田原市、初島や真鶴半島などが見えて雄大な景色を堪能できます。
皆さん、芝生やベンチでお弁当を広げたり、寝転んだりして、のんびり過ごしていました。
ワンちゃん連れもたくさん見かけましたが、ここまでワンちゃんが自力で登って来るのは、大変なのでは…( ̄▽ ̄;)
帰りには、それこそもうウン十年ぶりに「寒川神社」にも寄ってみました。
「寒川神社」は、二宮駅と同じく東海道線の茅ヶ崎駅から、相模線に乗り換え15分ほどの、宮山駅から徒歩5分ていどの場所にあります。
前回初めて訪れたのは、20代になったばかりの頃だったので、もうかなり久しぶりでほとんど記憶にありませんでしたが、その時は友達から、「寒川神社は凄い神社なんだよ!」と誘われ、一緒に行ってみたのを覚えています。
「寒川神社」は、このHPにもあるように、「相模國一之宮と称され、全国唯一の八方除の守護神として約千六百年の歴史を持つ神社。」だそうです。
全国唯一の八方除けの神社だから、友達も凄いと言っていたのですね。すっかり忘れていました。
境内はとても賑わっていて、私は祈祷のお願いはしませんでしたが、祈祷受付所には長い行列も出来てきました。
境内の神門に、このようなとても立派な「迎春ねぶた」が飾られていたのは、びっくりでした!
毎年、新年を迎える時期に、厄除けとして取り付けるのだそうで、その年ごとにテーマが違うようです。
日没から22時までライトアップされるようで、今年は今週23日の祝日までのようです。
本堂の中に飾ってある「ねぶた」は、点灯されているのが見えました。
参拝してから、部屋や神棚におまつりすることで、末広がりの扇が福を招き邪気を祓う「厄難除扇」という、こちらの置き型のお守りを購入してきました。
一年後には、このお守りを納めがてら、ライトアップされた「迎春ねぶた」も見られたらいいなと思います!(^o^)丿