つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

宮崎旅行(その3)~モアイ像にも会ってきた!

宮崎旅行記の最終回です。

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三日目午後、「青島神社」の後はホテルに戻り、広大なシーガイアに隣接する、これまた広大な「阿波岐原森林公園市民の森」を散策しました。

目指すは徒歩10分の場所にある、江田神社「みそぎ池」

どちらも公園の松林に囲まれた東園にあります。西園ではこれからの季節、菖蒲の花が華麗で、「はなしょうぶまつり」が開かれるようです。

江田神社

近年、パワースポットとして来訪者が増えている神社。国産み・神産みの夫婦神である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と 伊邪那美命(いざなみのみこと)を祀っています。近くに黄泉の国から帰った伊邪那岐命が禊をおこなった禊池があり、この地で天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読尊(つくよみのみこと)、素盞鳴尊(すさのおのみこと)の3神を生み出したと言われています。
境内には、強いパワーを持つと言われる御神木が2つあります。1つは招霊木(おがたまのき)で、天岩戸伝説に登場します。もう1つはクスノキで、木の下の方に大きなコブがあり、それに触れると強運を得ることができると言われています。

江田神社 – 一ツ葉有料道路 /宮崎県道路公社 公式サイト

(↑こちらのサイトから引用させてもらいました。)

江田神社」は、ホテルの近くだったので行ってみたのですが、神や国産みの神である、イザナギノミコト・イザナミノミコトを祀っていた神社だったのですね。

高千穂に限らず、宮崎県は、日本神話にゆかりのある場所が多いのだなとつくづく感じました。

神社の写真は撮り忘れたので、近くの「みそぎ池」案内板での写真から。

江田神社」参拝の後は、原生林のような松林の散歩道を少し歩き、「みそぎ池」へ。

イザナミノミコトを追って行った、黄泉の国での穢れを祓うため、イザナギノミコトがみそぎをおこなった池だったから、そう名付けられたのですね。

(「みそぎ池」での案内板)

こちらは「江田神社」前にあった、古事記の神系譜」。↓

 

(四日目)

最終日は、先ずは同じくシーガイア内にある、植物園「フローランテ宮崎」へ行ってみました。この日は朝からずっと曇ってました。

「シーガイアエリア」って、この「フローランテ宮崎」や「江田神社」「みそぎ池」の他、「宮崎市フェニックス自然動物園」やゴルフ場、ヨットハーバーなどもあり、園内シャトルバスも走っていて、すごく広大でびっくりでした。

「フローランテ宮崎」

四季折々の美しい花や緑を観賞することができる植物園。園児や中高年の方々もたくさん来場していて、市民の憩いの場という感じがしました。

入口入った所のドーム状建物「夢花館」には、県のブランド認証を受けたという美しい「宮崎コチョウランが…

園内は広々としていて、花々もとても綺麗でした。

でもパンフレットにあった、色とりどりのチューリップは時期が既に終わっていたようで、それが残念でした。
南九州、うちの方とは季節の早さが違うのを実感しました。チューリップ祭りは、4月1日までだったようです。

それからその隣、「国際海浜エントランスプラザ」の北ゾーンにある「英国式庭園」へ。植物園の隣といっても、ちょっと分かりにくい場所にありました。

「英国式庭園」

建物内はカフェになっていて、イングリッシュティーなど飲みたいなと思いつつ、次の目的地があったので、短時間で切り上げました。

「英国式庭園」までの木道、「木漏れ日のガーデン」は、うっそうとした木立の中だからか、チューリップがまだ綺麗に咲いていました。

市民有志の皆さんが植えられているようで、花壇にはその方々の写真とお名前の小さな札が立っていました。


それから、最終目的地のサンメッセ日南」目指して、車で一路南へ。

サンメッセ日南」は、前日行った青島神社」からはさらに南へ30分ほどだったので、本当は晴れてた前日に行きたかったのですが、調べてみたらその日は定休日だったので。

日南海岸沿いに車を走らせていると、途中堀切峠という景勝地も通り、ここからも海岸線沿いに「鬼の洗濯岩」のダイナミックな景観が見えました。晴れた日なら、もっときれいでは…と感じました。

昭和30年~40年代にかけての宮崎は、ハネムーンのメッカだったそうですが、その代表格だったのがこの「堀切峠」と宮崎観光サイトにありました。

シーガイア方面から、1時間弱でサンメッセ日南」に到着。

www.sun-messe.co.jp

~地球への感謝と、地球平和を祈るテーマパーク~

昔から、イースター島の「モアイ像」に憧れていて、イースター島は遠すぎるので、宮崎にモアイが見られるテーマパークが出来たと知ったときは、是非一度見てみたいものだと思っていました♪

ってことで、ジャ、ジャーーン!

イースター島のモアイ像と、同じ大きさだそうです。

サンメッセ日南のモアイ像について

日本のモアイ修復チームが、1992年から3年かけて倒れていた15体のモアイ(アフ・トンガリキ)を立ち上げた奉仕と友情に対し、ラパヌイ(イースター島)の長老会と島民が、日本で復元することを初めて許可し、サンメッセ日南に世界で唯一、7体のモアイ像(アフ・アキビ)を完全復刻することができた。(高さ5.5m 重さ1体18~20トン)

園内には他に、世界昆虫館や、世界遺産展示パネル、蝶の地上絵、売店・レストランなどがあって、傾斜地の上方にあるレストランで、遅い昼食を食べました。

ラバヌイ語のモアイには「モ」が「未来」、「アイ」が「生きる」。「未来に生きる」という意味があるんだそうです。

7体のモアイ像には、向かって左から、仕事運・健康運・恋愛運・地球の平和(夢叶う)・結婚運・金運・学力雲というジンクスがあり、触れると願いが叶うと言われているのだそう。

階段を上り、もっと遠くから観賞。

さらに、もっと遠くから…

サンメッセ日南」は、このように傾斜地に造られているので、結構上りがきついですが、免許証があれば、有料カートの貸し出しもありました。

「恋人の丘」では、こんなモアイ像も。

ポーズを作って、何やら楽しそうに撮影している若者たち。

モアイ像と海を見つめているような7人のオブジェ、「ヴォワイアン」。「ヴォワイアン」とは、フランス語で「見る人」という意味だそう。

この他、海と空に向かって飛んでいきそうな「ブランコ」などもありました。

名残惜しいので、上から下りてきて、また撮ってしまいます。

後ろ姿も…

この後は、来た道を戻り、約30分ほどで「宮崎ブーゲンビリア空港」へ到着。

夕方の便で帰路につきました。

羽田に着く前、いつもは大丈夫なのに耳が突然痛くなり、帰ったその日は片耳の詰まった感じがとれませんでした。

 

初めての宮崎旅行、どこもとても良かったですが、高千穂以外でも「日本神話」にまつわる場所が多かったのは、行くまで知りませんでした。

今まで特に神話に興味があったわけではないですが、旅行後は興味が湧いてきました♪

特に「高千穂」は、また是非訪れてみたい場所でした。

それから観光以外で印象に残ったのは、宮崎はトイレがどこも綺麗に保たれているということでした。ごく普通の公衆トイレであっても。九州の観光地は、どこもそうなのかも知れませんが。

 

ところで、こういった飛行機を利用する国内旅行は、HISほか旅行サイトから、航空チケット+ホテル+レンタカー付セットで予約する方が便利なので、今まではそうしていたのですが、今回ざっと調べてみたら、別々に取った方が何故かお得だったので、初めて個別に予約してみました。

航空チケットは、最初ANAのサイトで調べたら、往復ともちょうど良い時間帯は、「SNA運航便」になっていて、それは、ANAとソラシドエアとの共同運航している便のことでした。

「ソラシドエア」は、宮崎に本社を置き、主に九州発着便を運航しているとのこと。ANAJALと比べると、運賃が安いのでLCCと思われがちだけど、そうではないそうです。

で、このコードシェア便は、同じ便なのに、ANAから予約するより、ソラシドエアのサイトから予約した方が、断然お得だということが分かりました。

予約が早ければ早いほど、格安で買えるのはどこの航空会社も同じだとは思いますが。

 

旅行記を書くにあたって、こちらのサイトも参考にさせて頂きました。

www.kanko-miyazaki.jp

昨年夏に行った旅行のことも、また夏頃にでも書いてみたくなりました。思い出しながら。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。m(__)m