つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

Beatleweek 2025☆リヴァプール滞在記 ⑥ジョン&ポールの家内部見学とCavern Pub

リヴァプールへ行ってから、早くももう一か月経ってしまいました。

8月25日(月)

この日の午後は、2時から Cavern Pub で最後のLIVEがありました。

午前中は、前から「スカウス・ハウス」さんのオプショナル・ツアーに申し込んでいた、ジョンとポールが少年時代に家族と住んでいた家の「内部見学ツアー」に参加してきました。

ナショナル・トラスト」主催なので、「ナショナル・トラスト」に予約しないと見学できないそうです。2時間の英語ガイド付きツアー。

もう20年くらい前だったか、新聞でジョン・レノンの部屋の記事を読み、それ以来いつか訪れてみたいとずっと思っていました。

9時半前に、「リヴァプール・ライム・ストリート駅」に集合。

このツアーから帰ってから、午後のLIVEまであまり時間がなかったので、念のためスティックやネクタイ持参で、衣装にもなる服装で行きました。

参加者は、ビートビーツでは私だけでしたが、応援同行者のY・Mさんと、「Reunions 」のNさんMさん。それと、「BYAKGO」さんのバンド全員でした。

到着日、この駅からホテルまではタクシーで来てしまったので、駅までの道がよく分からないため、Nさんと駅までご一緒させて頂きました。

駅では、到着駅の「リヴァプール・サウス・パークウエイ駅」までの切符の買うとき、スカウスハウス・スタッフのKeikoさんが手伝って下さいました。(前回記事で、Day Tripper  の動画に少し映っていた方です。)

そのKeikoさんが電車で向かいの席に座られたので、しばし色々お話しました。

Keikoさんはドイツのハンブルグ在住で、観光ガイドの仕事もされているとのこと。

私はドイツは観光したことないけれど、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台にずっと憧れいて、10年以上前、オーストリアチェコなどへ旅行したことがある話をしました。もちろん、ビートルズが修行したハンブルグに憧れていることも。

そしたらkeikoさんも、『サウンド・オブ・ミュージック』はもう何百回も観たほど大好きな映画だったそうです。そして、機会があれば、ドイツほかガイドしますよと言って下さったので、私と隣りに座っていたY・Mさんも、keikoさんと連絡先を交換させてもらいました。

keikoさんはドイツの「ロマンチック街道」も歩いて踏破されたことがあり、その体験から、私も1年前に観てブログにも書いた映画、『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』での、パンフレットの解説を頼まれたんだそうです。

私はパンフは買わなかったので読めなく残念ですが、歩いた距離が実際のハロルド・フライと同じ800キロくらいだったそうで、驚きでした。

最寄りの駅からは、マイクロバスで先ずはジョン・レノンの家に移動。

車内も I saw her Standing there ほか軽快なビートルズの曲がかかり、益々テンションが上がりました♪ギターを弾いてる羊のぬいぐるみも可愛いです。

ジョン・レノンの子ども時代の家

ジョンがミミおばさんと住んでいた家に到着。ついに、中に入ることができてワクワク。先ずは家の前で、一人一人記念撮影。

この裏庭の木戸を通って、少年時代のジョンは「ストロベリー・フィールズ」に通っていたのかと、小さいジョンの後ろ姿が脳裏に浮かびました。

撮影用なのか、可愛いリンゴも置かれていました。

家の中は、どちらの家も撮影禁止なので残念でしたが、こちらの立派な「オフィシャル・ガイドブック」付きだったので、その写真から内部を少しお見せします。

2階にあるジョンの部屋。エルヴィス・プレスリーリタ・ヘイワースブリジット・バルドーのポスターが壁と天井を覆っていたそう。ベッドの頭の壁には、右側のブリジット・バルドーのこの絵が飾ってありました。ジョンはブリジット・バルドーの大ファンでしたもんね。

隣りのミミおばさんの寝室はもっと広くて、女性らしいインテリアでした。

(玄関ポーチ、キッチンや居間)

アールヌーヴォー調の窓も素敵な玄関でした。家の中での練習はうるさいとミミおばさんが嫌がっていたため、ポールとこのポーチで練習してたんでしたよね。

この時の男性ガイドさんは、早口英語で何を言っているのか私にはほとんど聞き取れず、途中からスマホGoogle翻訳の解説を読んでいました。他の英語ができる参加者でも、よく分からなかったと後で話してました。

解説を聴いている時間が長かったので、もっと部屋の中をゆっくり見学したかったなと思いました。ジョンの部屋中心に目に焼き付けてきました。

続いてまた少しマイクロバスに乗り、ポールの家へ。

こちらでも、一人一人玄関で記念撮影。

庭も素敵で、花の色と女性ガイドさんのワンピースの色が同じだったのもおしゃれでした。

こちらのガイドさんは、解説を聞きたい方は自分と一緒に、部屋を自由に見て回りたい方はご自由にと、最初に説明してくれました。そして、こちらのガイドさんの言葉の方がわかりやすかったと皆さん言われてました。

解説を聞いてからでも、部屋を見て回る時間がポールの家の方が余裕があって、じっくり見られて嬉しかったでした。

2階のポールの部屋。名残惜しく、何回か見に行ってしまいました。

玄関を入って直ぐ左にあるこちらの居間では、ポールが使っていたピアノとギターが置いてあり、自由に弾いて良いとのことで、皆さん順番にビートルズ曲を弾かれていました。弾かれてた皆さんは、夢みたいだと言われてました。

ピアノに合わせてみなで歌った瞬間も、ずっと忘れないだろうと胸にジーンと来ました。私も記念に、ピアノとギター、どちらもちょっと触ってきました。^^;

ポールの家でも、父親が留守になる間、時どきジョンと学校をさぼってこの部屋で曲を作っていたんだなぁと感慨深かったでした。

裏庭は撮影OKでした。当時の雰囲気がでるように、洗濯物も干してありました。

ポールの『ケイオス&クリエイション・イン・ザ・バックヤード』のアルバムジャケットも、裏庭でのこちらの写真でしたね。↓

解説によると、ポールが家に帰るのが遅すぎると、家の中に入れてもらえなかったので、この裏庭の高い門を登り、排水管を伝って2階のトイレの窓から飛び込んだ。とありました。

この庭の塀の向こうに広がる空を、ポールも見ていたんだなぁと、感慨一入でした。

 

帰りの電車は、Reunionsのお二人や、Y・Mさんたちと帰ってきました。

その後私は即ホテルに戻り、LIVEの準備をして、部屋にあった食べ物を少し口にいれ、バンドの集合場所へ。

午後2時からは、Cavern Pub にて、私たちのバンド最後のステージ。

曲は、From Me To You から始まる②のセットリストでした。

Baby It's You が、今までセットリストに入ってなかった、I Shoud Have Known Better に急に変更になったのを、ジョンとポールの家に行っているときにLINEで知りました。慣れている曲だし、この曲の方がお客さんも一緒に歌ってくれていいなと私も思いました。

演奏中になって、この曲の最後はフェイドアウトだったなと気づき、エンディングは何回繰り返して終わるんだっけ?とちょっと焦りましたが、無事にやり終えました。

後でそのLINEを読み返してみたら、何回繰り返すという部分が書いてあり、見逃していました^^;

Cavern Pubは二回目なので、慣れたってほどではないですが、それ以外は落ち着いて出来たように思います。

これが最後のステージだと思うと、一曲一曲がとても名残惜しく、毎回慈しみながら演奏しました。

お客さんもみな盛り上がってくれて、楽しくやり切ることができました。

最後まで盛り上げて下さったお客様、みなさんありがと~~!

私たちの次のバンドは、イギリスのバンドでかっこよかったでした。アデルのようなパンチのある女性ヴォーカルと、右側のギターの青年は、いかにもUKロックミュージシャンのような、アンニュイな雰囲気を醸し出していました。

この時も、初日にも見に来て下さった、ジェニー&スコットさんが見に来て下さいました。来年東京にまた行くので、お会いしましょうと日本語で言われてました。ジェニーさんは、ユニオンジャック柄のワンピースがとても可愛かったでした。

右のお二人は、夕方マシューストリートを歩いているとき、「ヘイ!ドラマー!」と威勢よく声をかけられ、誰かと思ったら前回の「キャヴァーン・パブ」で、一番前で踊ってくれたこちらのカップルだったのでした。

「Do you remember me?」と男性の方に言われ、私は「イエース、オフコース!ダンシング、サンキュー!」などどと返したと思います。

そしたらまた写真を一緒に撮ろうと言われたので、私のスマホでも撮ってもらいました。明日帰るのか?とか、インスタはやってる?とか、電話番号をきかれたりしましたが、インスタもFacebookもやってない私は、メールアドレスとこのブログURLだけ書かれたカードだけ渡しました。(Momさんから、名刺を作って持参した方がいいとアドバイスを頂いて、長男のパートナーにデザインしてもらいました。)

その男性は、ドラマーだそうで、自身の「キャヴァーン・ラウンジ」のLIVE動画を見せてくれたので、昨年とかに出場したバンドの方だと思います。今年のガイドブックで探しても見当たらなかったので。

とっても陽気なカップルで面白かったでした。(^▽^;)

夕食は、息子たちと「キャヴァーン・レストラン」で待ち合わせ、リヴァプール名物料理「スカウス」を食べました。こちらの料理は知りませんでしたが、7月末に下北沢ブレスで「Reunions」のMさんにお会いしたとき教えて下さり、このレストランが美味しいってことも教えてもらって気になっていました。

ビーフシチューのような煮込み料理で美味しかったでした♪

その後は、また港のピア・ヘッド付近を皆で散歩しました。

初日に見た大きいオブジェもライトアップされてました。8時を過ぎてだんだん日が暮れてきました。

アルバート・ドック」のライトも、水面に反射していて綺麗でした。

ビートルズ銅像があるピア・ヘッド付近では、この日正午から夜7時過ぎまで、野外フェスティバルをやっていました。オアシスやコールド・プレイなどのカバーバンドが出演していてこちらも観たかったのですが、時間がなく残念でした。

「スリー・グレイシズ」のライトアップも綺麗でした。

美しい夕暮れを見ながら、明日はいよいよリヴァプールを離れるのだと思うと、終わってしまったんだなぁとの寂しさに駆られました。

 

若い頃から海外経験が豊富なブロ友・青子さんが、この「ビートル・ウィーク」は憧れだったとブクマにコメント下さってたので、その青子さんの夢にも思いを馳せながら演奏しました。

青子さんの予感が当たって、またいつの日かリヴァプールへ行けますように(*^-^*)

youtu.be

↑クルージングやビートルズ銅像など、25秒の動画です。初めて見た弓状の楽器演奏が珍しかったでした。

 

https://youtu.be/wNW9N0NzCXA?si=HbnDRZltHQaXjhY8

↑メンバーがYouTubeにしていた今回の「Cavern Pub」動画です。

このラストステージが一番良かったかもとメンバーが言ってましたが、確かにゆったり演奏してる感じがします。

Reunionsさん達が、「ビートビーツのロックンロールはエネルギッシュでかっこいですね」と言ってくれて嬉しかったでした♪

 

翌日は、マンチェスターも少し観光したので、このシリーズは後1回続きます。来週はちょっと忙しいので再来週にでも…。

長くなってしまいすみませんが、宜しくお付き合いくださいm(__)m

【おまけ】

近所の友人が先日送ってくれた、9月8日午前3時頃の「皆既月食」です。