ファッションビルでぶらぶらしているとき、惹きつけられる種類の音楽が流れているお店につい入ってしまう。
そして、その曲が終わるまで服など見ながらその場に留まっている。
数年前、その時かかっていたタイトル曲を知りたくて、勇気を出して店員さんにきいてみた。
店員さんはその曲のタイトルまでは知らなかったけれど、「それはハウス系の曲ですね。」と教えてくれた。
「ハウス系って?」その時の私はハウスってよく知らなかった。
後日、当時月2回ほど習っていたダンスの先生に、ハウスって何かと尋ねてみた。
ハウスはヒップホップよりテンポも速めで、ダンス自体も違うんだと言われていたような…
親切にもその後のレッスンで、ハウスミュージックでダンスレッスンをして下さった。
でも残念ながらその時の曲は、お店で聴いた自分好みのとは違い、当たり前だけれど、ハウスといっても色々あるんだなぁと思った。
今年の春頃、やはりアパレルショップでかかっていた、私好みの曲の店にまた引き寄せられ、店員さんに試しにまた曲のタイトルを尋ねてみたけれど、やはり分からずで、訊いてしまった手前その店員さんに申し訳なく、「こういう曲ってとても購買欲をそそられる感じで、BGMとしてぴったりだと思います。」と言ってその店を後にした。
(購買欲が湧くと言っておきながら、そのときは何も買わず出て来たような^^;)
今思えば、スマホのコントロールセンターで調べれば良かったんだけど。
最近ようやくハウスミュージックについて調べてみた。
ハウスミュージックは1970年代の終わりから始まったとされる音楽ジャンルで、語源はシカゴのクラブ「The Warehouse」にて「ハウスミュージックのゴットファーザー」とも呼ばれるFrankie Knucklesが演奏していた音楽に由来しているとされている。
4つ打ち(一小節の中に四分音符が4回続く)や、115~130くらいのBPMで構成されているのを主な特徴とした音楽。起源は、70年代の初頭にニューヨークで生まれたディスコミュージック。
だそうで、簡単にいうと「4つ打ちのダンスミュージック」のことのようだ。
1小節に4つのキック音が入り、聴いていると高揚感や陶酔感が湧いてくるので、クラブやアパレルショップなど店舗のBGMに多用されているそうな。
なるほど!だからそのとき高揚感や購買欲を感じたのかと、遅ればせながら合点がいった私。
そういえば、ハウスではなくとも、以前ドラム演奏したユーミンの「ディスティニー」もバスドラム4つ打ちのキック音で、その軽快なテンポ感にもときめいたから、演奏していて特に楽しかったんだと分かった。
でも、今まで店舗で聴いた好みのハウス曲を色々探してみたのだけれど、見つけることが出来なかった。近い曲では以下の2曲。
メンフィスの白人シンガーMr. WhiteことChad Whiteを起用してのLarry Heardによる、「YOU ROCK ME / THE SUN CAN'T COMPARE」という曲。
こちらは先のサイトにも紹介されていた、シカゴのアーティストLil Louisの「French kiss」。1989年リリースされ、ヨーロッパやアメリカで大ヒットしたそう。
ところで、当時習っていた地元カルチャースクールの先生は、以前、元T○○のS○○と一緒のダンススクールに通っていたそうだけど、久しぶりにそのスクールでS○○に会ったときに、「お前まだいたのかよ。」と言われたそうで、嫌いなようだった。^^;
その先生と、私より5歳ほど下の生徒は、大のK-POPファンであり、当時韓国や台湾までも追っかしていたほど熱中していた。
その先生によると、ヒップホップダンスは世界中でもK-POPアーティストが抜群に上手いのだそうだ。
私はそれまでK-POPをあまり見たり聞いたりしていなかったので知らなったけれど。
確かに韓流アーティストは同じアジア人でもスタイルも抜群のような気がする。
自分はそれまでも、ジャズダンスなどダンス系はしばしば習っていたけれど、50歳目前になって、今やらないともう出来ないかもと思い、最後にやってみたかったのはヒップホップダンスとドラムだった。
でもヒップホップの方は想像していたよりかなりハードだったので、左膝が腫れて水が溜まるようになってしまい数年で辞めてしまった。とほほ…
ドラムだけ今も続いているけれど、そういえばそのダンスの先生も、同じ市内に住んでいるプロのアフリカ人ドラマーにドラムを習ったり、コンガなどのパーカッションを習ったりしていた。ダンス好きは打楽器好きなのかも知れない。私の場合は下手の横好きだけど。
その先生は、レッスンで特にアッシャーの曲をよく使っていて、当時私も気に入っていたアッシャーの曲はこちらの2曲。
やはりレッスンで使われていた、このティンバランドの曲も好きだった。
(アッシャーはアメリカのR&Bシンガー。ティンバランドは同じくアメリカのHIPHOP、R&B系音楽プロデューサー、ラッパー。)
こちらは、発表会での懐かしの曲。ジャネット・ジャクソンの「So Much Betta」。
こんな風にかっこよく踊れたらいいなぁ♪
習っていたときに使われていた曲ではないけれど、ヒップホップ系の曲で、昔からずっと好きで度々聴いてきたのはこの2曲。
エミネムの自伝映画『8マイル』での「Lose Yourself」は、聴くと今でもやる気パワーのスイッチが入るような、闘志が湧いてくるような気がする。
歌詞にあるように、ラップは口からこぼれ出る魂の叫びなんですね~。
同じくアメリカのR&Bシンガー、ボビー・ブラウンの「Humpin' Around」。
ダンスっぽい曲ではないけれど、ティンバランドの中でイチオシなのは、ティンバランドwith ワンリパブリックの「Apologize」。
この曲は、エルトン・ジョンなど多くのアーティストとコラボした、ティンバランド2007年のセカンドアルバムに収録され大ヒットした曲で、哀愁漂う切ない1曲。
(アメリカのロックバンドであるワンリパブリックは、最近では新曲「I Ain’t Worried」が、映画『トップガン・マーベリック』のサウンドトラックに楽曲提供されています。)
以前、大学の学園祭で、ダンスのステージを見に行ったことがあるけど、皆キレッキレの動きでプロ並みに上手く、アマチュアでもこんなに上手いんじゃ、プロになるにはダンスの世界もかなり厳しいんだろうなと感じたことがあった。
そういえば以前テレビで、後期高齢者のチアリーディングチームを見て、私もその年齢になったら挑戦してみたいと思ったことがあったけど、膝が悪いからもう無理だろうな。
ハウスミュージックから、ダンスのことなど、とりとめもない話になってしまったけど、ということで、手足が動くうちはドラムを頑張ろうと思う。
ダンスでも楽器でも、本番前の緊張の一瞬が好きです。全集中って感じで♪