「ニホンノ、ミナサ~ン、コンバンハ!」
「誰だ、あなたは!」
「ワタシハ、モト、イギリスノガイコウカン、アーネスト・サトウデース!」
ということで、
暑さ真っ盛りの今日この頃ですが、今回は明治時代来日した、イギリスの外交官アーネスト・サトウの元別荘がある中禅寺湖畔など観光したことを書いて行きます。
昨年8月末に、涼を求めて行って来ました。
日光は私が住んでいる埼玉県からさほど遠くはありませんが、中禅寺湖はかなり久しぶりに訪れてみました。いろは坂を登ると、急に気温が低くなり心地よい風が吹いて来ます。
…のはずでしたが、昨年のその頃は中禅寺湖といえど結構暑かったのでした( ̄▽ ̄;)
建物フェチの私は、先ずは新しくなったというこちら『英国大使館別荘記念公園』へ。中禅寺湖畔、遊覧船乗り場がある「歌が浜駐車場」から遊歩道沿いに徒歩10分ほどで着きます。
中禅寺湖(歌が浜駐車場より)
www.nikko-nsm.co.jp
明治中頃から昭和初期にかけて、中禅寺湖畔には各国の大使館をはじめ多くの外国人別荘が建てられ、国際避暑地としてにぎわいました。
園内の建物は、英国の外交官で明治維新に大きな影響を与えたアーネスト・サトウの個人別荘として明治29年(1896年)に建てられ、その後、英国大使館別荘として長年使われてきた姿に復元したものです。
内部では、国際避暑地としての歴史や当時の英国文化について紹介しています。
また、2階の広縁からは、サトウが愛した中禅寺湖畔の「絵に描いたような風景」を満喫できます。(HPより)
120年の時を経て復元され、2016年7月に開園したそうです。
どうりで、ピッカピカに新しい建物でした。
2階へ続くこの階段を上ると、2階広縁からはこのような中禅寺湖の絶景が見渡せます。
2階の開放的な広縁には長椅子があり、景色を見ながらゆったりした時間を過ごせます。
吉永小百合さんの、JR東日本「大人の休日俱楽部」撮影場所でもあるそうです。
2階には、ティールームもあり、本場イギリスの紅茶とスコーンセットが人気です。
私は紅茶だけ頂きました。店内からも外の景色が眺められ、風も心地よかったです。
他、館内の展示風景。
明治維新に大きな影響を与えたアーネスト・サトウの生涯についてや、国際避暑地としての奥日光の歴史、当時のイギリス文化についてなど、テーマ毎に分かれていました。
1階の広縁にもソファーがあり、外が眺められます。
その時は寄れませんでしたが、この『英国大使館別荘記念公園』の少し先には、こちら『イタリア大使館別荘記念公園』があります。次回はこちらもゆっくり訪れてみたいです。
(観光サイトから拝借しました。)
それから、歌が浜駐車場の直ぐ前にある、『中禅寺(立木観音)』に行ってみました。
中禅寺(ちゅうぜんじ)は、784年、日光開山「勝道上人」(しょうどうしょうにん)によって建立されましたお寺で、世界遺産「日光山輪王寺」(にっこうざんりんのうじ)の別院です。(HPより。)
こちらの、「五大堂」からの景色は圧巻でした。
「五大堂」には、不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の五大明王が安置された御祈祷の道場だそうで、天井の大雲竜の絵も迫力いっぱいでした。
迫力ある「湯滝」と、静かな「湯ノ湖」を見てから帰りました。
昔、「日光、結構、大和観光」なんてCMがありましたが、日光といえば、初めて行ったのは小学校での夏の林間学校ででした。
この奥日光に区の宿泊施設があったので、区内の小学5年6年は夏休みに学校単位で訪れていました。
私は子供時代、乗り物酔いが酷かったので、バスを使う遠足は苦痛でしかなく、この林間学校も乗り物酔いが怖くて担任に行きたくないと思い切って伝えました。
そしたら、そんな理由での不参加はだめだと言われ仕方なく行ったのですが、そのせいか、行きのバスの隣の席はずっとその担任の先生で、やれ水を飲めとか、色々話しかけてこられるのも苦痛で、行きたくないなどと言わなければ良かったと後悔しました~。
もちろん、担任の先生が何とか酔わないように工夫してくれてるのは分かり、いつもより大丈夫だったような気はしますが^^;
でも参加してみれば楽しく、夕暮れ時から始まったキャンプファイヤーは忘れられない想い出です。
今でも、ドボルザークの『新世界』を聴くと、第2楽章の『家路』をキャンプファイヤーで皆で歌ったのを思い出します。「遠き山に日は落ちて~」って歌でしたね♪
あれは5年か6年の時か忘れたけれど、夜寝る時にクラスの女子全員で、好きな男子の告白ごっこをして、絶対内緒って約束だったのに、二学期が始まると話の内容が全て男子達にもバレていたというのも懐かしい思い出です。
子供心に内緒話しは直ぐバレると感じました(笑)