先日、友達からの情報で、web上で無料で読める連載漫画『バンドしようぜ』(吉泉知彦・作)が面白いと教えてもらい早速読んでみた。
mysoundマガジンのサイト上で連載され、もう45話もあったけれどホント面白く、先が気になり一気に読んでしまった。毎月第二金曜日に更新されているようだ。
「信濃リバーサイド」という中年バンドの話。
主人公は、高校の時からコピーバンドを続けていて、家電量販店に勤務しているドラムス担当の沢尻肇。
他、バンドメンバーなど登場人物が皆シュールで、ちょっと変わっているのが面白い。そして、緩くだらけた感じのバンドなところも。
やっている曲は80年代~90年代の主にJポップ曲が中心だけれど、このバンドのヴォーカルは女性だから、中村あゆみ、相川七瀬、レベッカ、プリンセスプリンセス、マイリトルラバーなど女性ヴォーカルの曲が多い。
たまにディープパープルなどの洋楽も出て来るけれど。
それらの曲が、話の最後にyoutube映像で紹介されているので、知らない曲でもその回に出て来た歌をチェック出来るから便利だ。
そして毎回登場した曲をもじったり、最後につぶやく作者の言葉もウケる。
例えば、プリプリの『ダイアモンド』の回の最後では、
「ついに人間関係のごたごたが始まった。これだから、
眠たくっても、嫌われても、年をとっても、バンドはやめられない~、のか⁉」とか。
また沢尻の「音楽は人に聞いてもらうものと、ただ勝手に演奏するだけのものがある。」という台詞や、「世の中には向上心のない人間がいる。それは俺だ!」と言い切る場面も印象深かった。
最近の話は、まさにコロナ禍でのスタジオあるある話なのも面白かった。
続きが楽しみだなぁ~。
因みにこの漫画を教えてくれた友達は、私のライヴも何度か見に来てくれたことがあるのだけど、最近娘さんにベースを教わり始めたそうだ。
私もドラムやバンドを始めたのは、中年どころか中高年になってからなので、音楽の輪が広がって行くようで嬉しい♪
この漫画、懐かしい曲満載で、マイリトルラバーの曲は今でも時々聴いているけれど、『負けないで』の回のZARDの曲も懐かしかったな。
CMで使われていた『揺れる想い』で好きになり、この『負けないで』や『Good-Bye My Loneliness』も特に好きだった♪
『負けないで』は、今まさに全ての人へエールを送る曲にぴったり。
この漫画には登場しないけれど、90年代ブレイクしたバンド繋がりで、前回の記事にもちょっと書いたイギリスのロックバンドBlur の曲もUPしちゃおう🎵
このTender はゴスペル調ロックという雰囲気の曲だけれど、聴いているとゆったりした心地よい気分になれる。その歌詞は、ヴォーカルのデーモン・アルバーンが長年付き合っていた彼女と別れたその思いを綴ったそうだけれど。
こちらのGirls and Boys も、ブラーを知るきっかけになった陽気でノリの良い曲で懐かしい。
この90年代辺りは、よくレンタルCDショップで好きなアルバムを借りてMDに録音していたっけ。
それで思い出すのは、ブラーのCDを借りて来た時、部屋でそのCDが見当たらず探していて、家族に「私のブラー知らない?」と訊いたら、
「まだベランダから取り込んでないんじゃない?」と言われたことだ。
言葉のアクセントが違うのに…
しんずれいしました~。
どうでもいいことを憶えているものだ('◇')ゞ