さいたまスーパーアリーナで開催された、U2 『ヨシュア・トゥリー・ツアー2019』に初日の12/4 行って来ました。
前回開催された、2006年の『ヴァーティゴ・ツアー』以来、13年ぶりにU2の来日公演を見ることが出来ました。
先ずはバンド仲間と与野駅で待ち合わせをして、友達行きつけのレッズ選手がよく訪れるというアットホームなレストランで軽く食事を済ませてから、隣駅のさいたま新都心まで徒歩で向かいました。
デヴィッド・ボウイなどのＢＧＭが流れる中、ドキドキしながら開演を待っている間に1枚。
前回も写真はＯＫでしたが、今回は大きいタブレット以外での動画もＯＫでした。
前回はスタンディングのアリーナでもみくちゃになり大変だったので、今回はスタンド席からの観戦でした。
予定開始時間通りの１９時半スタートと共に、凄い歓声と共にスタンド席も一斉に総立ちになったのでずっと立って見ていましたが。
＜12/4 のセットリスト＞
Sunday Bloody Sunday
I Will Follow
New Year’s Day
Bad
Pride (In the Name of Love)
Where the Streets Have No Name
I Still Haven’t Found What I’m Looking For
With or Without You
Bullet the Blue Sky
Running to Stand Still
Red Hill Mining Town
In God’s Country
Trip Through Your Wires
One Tree Hill
Exit
Mothers of the Disappeared
Angel of Harlem
Encore:
Elevation
Vertigo
Even Better Than the Real Thing
Every Breaking Wave
Beautiful Day
Ultra Violet (Light My Way)
Love is Bigger Than Anything in its Way
One
（他サイトから転載させて頂きました）
１曲目の初期の代表曲である「Sunday Bloody Sunday」 から大合唱になって、皆13年間待ちに待ったという熱気がアリーナ中溢れていました。
最初はわりと座席に近いサブステージからライブが始まったので、この写真は目いっぱいズームで撮ってみました。ピンボケですが。
ヴォーカルのボノは1年ほど前に、一時声が出なくなったとの噂を聞き心配しましたが、今回声はとても良く出ていて張りのある歌声にほっとしました。
ドラムのラリーとベースのアダムとのリズム隊は、昔と変わらずどっしりとした骨太なサウンドを醸し出していて、エッジの独特なギタープレイは、もう本当にずっと聴いていたいくらい今回も素晴らしかったです！！
13年前は私もまだドラムを始めていませんでしたが、今回は特にラリーのドラミングにも注目してました。
ボノは昔より少し貫録付いたかなと感じましたが、皆変わらなくスリムな体型で若々しくかっこよかったです。
メンバーがサブステージからメインステージへ移り、巨大なスクリーンが真っ赤に染まると、いよいよ名盤『ヨシュア・トゥリー』完全再現ライブが始まりました。
アルバム１曲目の「 Where the Streets Have No Name 」のイントロ、特にエッジお馴染みのギターリフが聞こえてくると私ももう胸がいっぱいになって、我を忘れ縦ノリしながら見ていたので、写真もぶれてしまい、こちらの写真はステージ正面の座席だった友達からもらいました。
「Where the Streets Have No Name」 は、昔ライブ映像で繰り返し一番見た最も好きな曲ですが、この曲に続く「 I Still Haven’t Found What I’m Looking For」「With or Without You 」の有名３曲では一段と盛り上がりました。
そして何と言っても、今まで見たこともないような巨大なバックスクリーンに映し出された圧巻の映像美にもとても感動して、それにも始終演奏と共に引き込まれました。
壮大な曲調に相応しい壮大な映像で、まるでステージのＵ２と共に終わりなき旅に出ているような幸福感に包まれました。
「 Mothers of the Disappeared」は、チリのピノチェト政権下の行方不明者をテーマにした悲しい内容の曲ですが、ダークな感じと共にどこかエキゾチックな雰囲気の曲調が好きで、今回生で聴けるのを楽しみにしていた1曲です。
この曲での、母親達が蝋燭を持っている映像も印象的でした。
またＵ２らしい社会的・政治的なメッセージも あり、アメリカのトランプ大統領を皮肉ったような映像や、「Ultra Violet」の曲では、貧困救済のための非営利団体「ONE キャンペーン」の活動の一環として、色々な分野で活躍する女性の写真を紹介していましたが、その中には、日本の紫式部他、オノ・ヨーコや草間彌生、緒方貞子さん達の映像も映っていました。
翌5日にやった公演では、中村哲医師の死を悼んだＭＣがあり、その後キング牧師に捧げて作った「Pride」を、追悼の思いを込めて熱唱したそうです。
公演中、何度かスマホのライトで会場中瞬く星のように光り輝く美しい情景になりましたが、アンコールラストの曲である「One」でも、ステージの明かりも消して美しい光の中での大合唱になりました。
このバラードの「One 」も昔から大好きな曲で、まだ実際にライブを見たことのない頃よくテレビで見ていたライブ映像でのラスト曲もこの曲だったので、ひと際胸に迫りました。
後半エッジが弾くキーボードの隣で、ボノが顔の汗を拭っている場面もスクリーンに映りましたが、歌っている時はもちろんのこと、こういった場面でもお互いの生きて来た歳月を感じるからかジーンと来ました。
夢のようなあっという間の2時間半でした。
私は第二希望のチケットだけ当たり良かったですが、チケット抽選に外れて見に来ることが出来なかった友達もいたので、また間を空かずに来日してくれたら嬉しいです♪
私の隣の席は、娘さんとご両親の3人で来ていましたが、家族揃って大ファンのようで始終ノリノリでした。やはり中高年ファンが多かったですが、小さい男の子連れの若いご夫婦も見かけたり、外国の方も含め幅広い年齢層のファンが詰めかけていました。
そういえば、私と同じ日には、ブラット・ピットもお忍びで来日して見に来ていたようですが、一体どの辺りの席にいたのでしょうか？
ブラピにもばったり会えたらラッキーでしたが^^;
以下は13年前、来日公演の簡単な感想を当時書いたものですが、久々に読んでみて懐かしかったので、自分の記録としてコピペして載せておきます。
待ちに待ったＵ２のライブに行ってきました！
ファンになって早１０年。前回のライブは都合で行けず、 8年８ヶ月まってやっと実現したＵ２のライブ！ もう先週頭から仕事も上の空で、ワクワクソワソワ♪ 前日は興奮と緊張でなかなか眠れなかった～(>_<)立ち見アリーナＡブロックだったので、信じられないくらい ステージの側に行けました。でも始まってみると後ろにいた 人達がどっと前に押し寄せ、一緒に行った息子とも直ぐ離れ離れに。 小さい私はもみくちゃになりながら気がついたら端の方に。 隣にいたやはり小さな女性と「見えませんね～」と苦笑いし合い ました(^^ゞ
も～オープニングは死ぬかと思った（笑）。
それでも、ステージにはかなり近かったけど、前に背の高い 男の人達がたくさんいたのでやっとその隙間から見える程度。 でもアダムやボノは時々だけどはっきり見えました！かこよかった！始まりとともに周りの観客は皆、ウォ～という歓声とともに ジャンプして、汗は上から降ってくるわで、ものすごい騒ぎ。 皆、ほんと8年待って公演延期でさらに８ヶ月待った嬉しさが 一気に爆発したって感じ。
それを見て、エッジもジャンプしてアダムも始終ニコニコ笑顔で、 Ｕ２メンバーもノリノリでした♪
途中でボノからの指示で、観客が皆携帯の明りを付けて、 ドーム中クリスマスムードいっぱいになったのはとっても綺麗(^^)Beautiful Day の曲に付けて、ビートルズのSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band も少し歌ってくれました！ 去年のポールとのライブ８を思い出します♪初めて見たＵ２のライブはメッセージ性も強く、 とっても感動しました！
Ｍステ出演での屋上ライブもかっこよかったな～。Ｕ２最高！
（文章自体も若い！笑）
尚、半年前に書いたU2来日情報のブログ記事も久々に読み返してみたら、アルバム『ヨシュア・トゥリー』の世界総売り上げ枚数で、０が一つ抜けていたのを発見したので訂正しておきました。実際には2500万枚で、250万枚とではえらい違いでした💦
さいたまスーパーアリーナ前のイルミネーションも綺麗でした✨
13年経っても、U2 は最高でした！
