先週の土曜日は、隣の市で毎年8月下旬に開催されている阿波踊りを見に行って来ました。
今年で35回目になるこの「南越谷阿波踊り」は、本場徳島、東京・高円寺に次ぐ規模で、日本三大阿波踊りの一つにも数えられていて、徳島や高円寺の招待連を含め約6500人の踊り手と、毎年60万人以上の観客が訪れているそうです。
私もこちらに越して来てからはよく見に行っていて、今年も川口に住んでいる友達と待ち合わせ、先ずは駅前で飲んでから見に行きました。
毎年メイン通りは歩けないくらいの人混みなので、今年も比較的空いている場所で観覧しました。
やはり、招待連の方々の踊りは一段と上手いです。
それに阿波踊りは何と言っても、お腹に響く大太鼓の音にワクワクします♪
子供の頃から、盆踊りの太鼓の音が聞こえて来るだけでワクワクウズウズして胸躍り、中学時代は別の地域の盆踊りは行っては行けないという学校の決まりになっていたのですが、同じ盆踊り好きの友達と一緒に色々な町会の盆踊りを梯子していて、同級生に見つかっては「あ、盆踊り破りが来た!」と言われたのが懐かしい思い出です(笑)
昨年の阿波踊りの日は、ちょうど昼間都内でライブだったので、その後こちら方面の対バンドさん達と阿波踊りに繰り出して、誰でも参加出来る「にわか連」でビートルズ連として踊りに参加したのでした。
(昨年の写真です)
ビートル連の団扇を手に持ったり、皆さんギターやベースを弾きながら踊りました。
あれからもう1年で、月日が経つのは早いものです。
外での流し踊りの他に、会館ホールでの舞台踊りもあるので、暑い中ずっと立って見ていて疲れたので、友達とそちらに移動して舞台踊りも見て暫し涼んでから帰りました。
舞台踊りでは、一段と趣向を凝らしていて芸術性も高く見応えがありました。
一緒に行った友達も、昔勤めていた会社の連で踊ったことがあるそうですが、 私も20年ほど前に地元の会社の連で踊り手が足りないとのことで駆り出され、練習に参加して踊ったことがありましたが、暑さに弱いので、傘を被っているのもあり汗が滝のように流れ、厚化粧は剥がれ落ち、ずっとつま先踊りでゴールまでが遠く、まるで持久走大会のようだと感じました。
掛け声の「やっとな~、やっと、やっと!」と叫びながら、心の中では「もう、やっとだよ」って気分で、気軽に見ているのとやるのとでは大違いだなとその時は思いましたが、一度経験してしまうとやはり楽しく、「同じアホなら踊らにゃ損々」と今年も見ていてそう思ったのでした。
その時の踊りの先生は徳島出身の方でしたが、徳島県では入社の面接試験にも阿波踊りを踊らされる所もあると聞いて、びっくりしました。
この阿波踊りが終わると、夏もそろそろ終わりなだぁと毎年少し寂しく感じます。