つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

エリック・クラプトンの来日公演♪

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武道館へエリック・クラプトンのコンサートを見に行って来た。

3年前は行かなかったので、2014年の公演以来5年ぶりだった。

 

クラプトンのコンサートを初めて見たのは、クラプトンはもう来日コンサートをやらないのではないかとの噂を聞いて、一度は見てみたいと思いチケットを買った2001年のコンサートだった。その11月30日は奇しくも、ジョージ・ハリスンの訃報をFMで聞いてから信じられない気持ちで武道館に向かったのを覚えている。

ジョージとの所縁の曲Badge や、アンコールでのOver the Rainbowでは、きっとジョージを思い浮かべていたのではと思いながら見ていたっけ。

その初めてのクラプトンで感動して、それからは毎回ではないけど割とコンスタントに見に行っている。

 

今回は特にブルース色が強い曲の構成と、今回も私より一足先に見に行かれていたsmokyさんのブログで知ったので、ブルース好きな私としては期待がより高まり、その言葉通りとても良いコンサートだった。

 

今回写真撮影もNGだったので、始まる前に座席から会場内雰囲気だけ撮影。

 

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 セットリストは、以前のコンサートでは日によって数曲入れ替えがあったと思うけど、今回はずっと同じみたいだ。

01. Pretending
02. Key to the Highway (Charles Segar cover)
03. (I Wanna) Make Love to You (Bobby Womack cover)
04. I'm Your Hoochie Coochie Man (Willie Dixon cover)
05. I Shot the Sheriff (The Wailers cover)
06. Driftin' Blues (Johnny Moore’s Three Blazers cover)
07. Nobody Knows You When You're Down and Out (Jimmy Cox cover)
08. Tears in Heaven
09. Layla (Derek and the Dominos song)
10. Running on Faith
11. Badge (Cream song)
12. Wonderful Tonight
13. Cross Road (Robert Johnson cover)
14. Little Queen of Spades (Robert Johnson cover)
15. Cocaine (J.J. Cale cover)
---encore---
16. High Time We Went (Joe Cocker cover)

(音楽サイトから転載させてもらいました)

 

スタートから、客席の「ウォ~~!」という雄叫びのような歓声が!

そして曲中は真剣に聴き、1曲終わる毎に凄い歓声と拍手が場内の空気まで揺るがすようだった。皆クラプトン大好きという熱い空気感が漂っていた。

男性の観客の方がかなり多いように感じた。

 

そしてクラプトンは、前回見た時よりもさらにダンディな雰囲気でかっこよくなったように思えた。

私が見に行き初めてからは、昔の見た目派手な感じではなく、ずっと短髪にラフなジーンズスタイルで、そのシンプルさは年齢を重ねたクラプトンにとてもよく似合っていたけど、今回は以前より少し髪が長めだったため、より素敵に見えたのかな。

5年前と変わらず、いやそれ以上にかっこ良く見えるなんて凄い。

昨年末に観たクラプトンの映画でも思ったけど、幼少期から美少年だったから歳取ってもかっこいいんだな~としみじみ思う。

 

2曲目のKey to the Highway他、二人のキーボード、特にクリス・ステイントンというキーボード奏者の演奏が凄かった。

大好きなブルース曲、I'm Your Hoochie Coochie Manでも、長めの間奏中に、クリスさんのキーボードからもう一方のアンコール曲を歌ったキーボード奏者、もう一人のギター奏者からクラプトンのギターと、ジャズのソロ回しのように見せ場の演奏が順に移り、かっこよく見入ってしまった♪

 

今回のメンバーで私が見たことあるのは、何度かクラプトンのステージで見たベーシストのネイザン・イーストだけだったけど、この方は、10年以上前に観たクラプトンのコンサート映像でも、シェリル・クロウと共にクラプトンのステージで演奏していたのを覚えている。クラプトンとは昔からお馴染みのベーシストのようだった。

 

後半は特にヒット曲満載で、アコギコーナーでのTears in HeavenとLaylaでは、一段と歓声が大きかった。でも、私はLaylaはアンプラグドバージョンでなく、やはり昔のかっこいいギターリフで始まるバージョンで聴きたかったなぁと思った。

 

このアコギコーナーで、私が一番感動したのはRunning on Faithが聴けたことだった。アンプラグドのCDが発売された時は、Tears in Heaven目当てで買ったんだけど、今はこの曲が一番好きだ。

 

ロマンチックな曲Wonderful Tonightでは、客席の段々増えていく携帯の明かりが蛍みたいでとても綺麗で見とれてしまった。この曲はもう20年位前にテレビドラマの主題歌で、夜の首都高の映像と共に使われていたっけ。

 

そしてお馴染みのCrossRoadでは、歌や演奏も含めてクラプトンが一段と輝いて見えたのは、やっぱり昔から大大大好きな曲という主観が入っているからなのかなぁ。

私がクラプトンのコンサートを見に行き初めてから、このWonderful TonightとCrossRoadは毎回やってくれたように思う。

最初見た頃は、Sunshine Of Your Loveもやってくれたけど、近年はもうやらなくなってしまったようだ。

同じくクリーム時代の「政治家」という曲、高校時代大好きだったんだけど、この曲のヴォーカルはジャック・ブルースだったですかねぇ。。。

 

今回スクリーンでも、クラプトンが弾くギターの神様の手元やキーボード演奏などがより大きくバッチリ拝めたのは嬉しかった♪

 

コンサートが終わって、最終日のコンサートチケット販売のアナウンスが流れたけど、こんな凄いコンサートだったら、行ける条件が許せば、やっぱり2回でも3回でも見たいよなぁやっぱり、と思いながら武道館を後にした。

 

今回クラプトン初日公演では、その数日前にやはり武道館公演していたジョン・メイヤーがゲスト出演して、そのジョン・メイヤーの公演では、その前に東京ドームでコンサートをやったエド・シーランがやはり飛び入りゲスト出演したそうで、豪華なゲストが続きびっくりな情報だった。

 

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取り留めのない感想になってしまったけど、コンサートで久しぶりに買ったグッズはこのトートバッグ♪