つるひめの日記

読書、映画、音楽、所属バンド等について日々の覚え書き。

映画『バービー』& 南越谷阿波踊り

気になっていたこちらの映画、先月末、都内でのバンド練習後に観に行ってきた。 土曜日だったこともあってか、もうかなりの席が埋まっていて、まだまだ人気の高さが伺えた。女性ばかりでなく男性も多くて。 世界中で愛され続けるアメリカのファッションドー…

絵本『しば犬のチャイ』『ゴリラさんだめです』

今月の図書館「読み聞かせ」では、この二冊を読みました。 どちらも短めのお話ですが、絵・ストーリーとも、大人でも十分楽しめるとても面白い絵本です。 『しば犬のチャイ』(文・あおきひろえ/絵・長谷川義史) 図書館で手に取った瞬間、是非読みたいと思…

絵本『おっこちてきた』紙芝居『おやゆびたろう』~紙芝居の思い出

絵本『おっこちてきた』(サイモンプトック・文/ダニエルイグヌス・絵/青山南・訳) 先月、小学校で読んだ作品。表紙の絵に惹かれ、手に取ってみました。 ある日、突然空から落っこちてきた、青く丸い物体。そのまま動かず、音一つたてない。 そこに次々と通…

映画『古の王子と3つの花』『コンサート・フォー・ジョージ』

都心でしかやっていない観たかった映画。久々に梯子して、2本続けて観てきました。 またもや2作品の紹介ですが。^^; 最初に観たのは、 『古(いにしえ)の王子と3つの花』 フランス・ベルギー合作のミッシェル・オスロ監督作品。3話からなるアニメーション映…

『空想の海』(深緑野分・著)『明日も一日きみを見てる』(角田光代・著)

どちらも図書館の新刊案内にあり、予約して先月初旬に読んでみました。 『空想の海』(深緑野分・著) 11編からなる短編集。 表紙の絵は、最初の『海』の世界観を表していた。 著者の小説は初めてだけど、作品ごとに、その世界観ががらっと変わっている点が…

13周年記念イベントと夏祭りライブ~下北沢ブレス

7/17は、お世話になっている下北沢ブレスさんの、開店13周年記念イベントに参加してきました。 「BREATH 13周年記念ビートルズParty 」 Open 11:30 Live ACT 1、Blackbird singing 12:00-12:25 2、3 Legs 12:35-13:00 3、江戸の風 時々つむじ風 13:10-13:…

映画『君たちはどう生きるか』絵本『EDNE』~どちらも迷宮に迷い込んだような作品

映画『君たちはどう生きるか』 宮崎駿監督の最新映画、どうも気になり今週観に行ってきました。 前回観た『風立ちぬ』以来、10年ぶりの同監督作品。 公開されたばかりだし何かと話題の作品でもあるので、ストーリーには触れず、簡単な感想にとどめておきます…

映画『竜とそばかすの姫』~観たら聴きたくなったウェット・レッグ♪

2021年公開の映画『竜とそばかすの姫』(監督・原作・脚本/細田守) 昨年テレビ放映されたのを録画して、最近やっと観てみました。 (録画したまま、まだ観ていない映画は、他にも数え切れないほどあって^^;) 高知県に住む17歳のすずは、幼い頃に事故で母を…

カナダの絵本~心に残るクリー族、インディアンの言葉

絵本『アグネスさんとわたし』(ジュリーフレット・作/ 横山和江・訳) 先日、小学校高学年での読み聞かせで読んでみました。 ストーリーはもちろんのこと、絵もとても魅力的で美しい作品です。 この物語の主人公は、キャセレナという、カナダ先住民族である…

クラプトンCCRイーグルスなどの曲で、Go !

6/24土曜日は、練馬「だいこんの華」さんで、こちらの「Live a go go!」というイベントに参加してきました。 ビートルズや昭和歌謡、J-POPなど、バラエティに富んだ内容で、知り合いも多く、とても賑やかなイベントでした。 私はお店のマスターと一緒の、洋…

『美しき人生』(蓮見圭一・著)~人生とは何か?

ジョージ・ハリスンの好きな曲と同じタイトルの小説が、図書館の新着図書にあり、良さそうだったので、予約して今月初めに読んでみました。 フリーライターである阿久津哲也が、この話のナビゲーター的役割で、小説の中心となる主人公は、阿久津の息子が通う…

映画『怪物』~明治神宮御苑

(公開後まだ日が浅いので、ネタバレしない程度に書いておきます。) 「怪物」とは何か、登場人物それぞれの視線を通した「怪物」探しの果てに訪れる結末を、是枝裕和×坂元裕二×坂本龍一という日本を代表するクリエイターのコラボレーションで描く。(「映画…

『映像の世紀』ビートルズ特集と、面白い絵本♪

来週12日月曜と翌週の、2週続けてのビートルズ特集が、NHKの『映像の世紀バタフライエフェクト』で放送されるようですね。 www.cinra.net 私は今週、ロイズキャッツというバンドのメンバーからのLINEで、この情報を知ったのですが、もう何方かブログに書かれ…

『ゴリラ裁判の日』(須藤古都離・著)

新刊の書評を読んで、ゴリラが主人公で、そのゴリラが裁判を起こすなんて面白そうだと思い、図書館に予約して先月読んでみた。 軽い気持ちで読んでみたら、この物語は、人間の中にある、差別意識についても考えさせられる深い話だった。 カメルーンのジャン…

映画『土を喰らう十二ヵ月』

近隣のホールで毎月開催されている名作劇場。 今月は、昨年秋の公開時に気になっていた『土を喰らう十二ヵ月』。 雨にも関わらず、今回もたくさんの観客で大賑わいだった。 沢田研二が主演を務め、作家・水上勉の料理エッセイ「土を喰う日々 わが精進十二カ…

映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』でグッときた、Love Me Do♪

先週になってやっと観ることが出来た、こちらの作品。デヴィット・ボウイのコアなファンってわけではないけれど、昔から結構好きな曲が多く、映画の評判を聞いて俄然見たくなりました。 世界的ロックスター、デビッド・ボウイの人生と、才能に焦点を当てたド…

ビートルズだよ 全員集合‼~GWフェス

今年のゴールデンウイークは、近隣のライブハウス「越谷アビーロード」にて、2回ライブ出演してきました♪ 4/30(日)「ビートルズだよ 全員集合‼」 ビートルズトリュビート、4バンドによるライブイベント。 私のバンドはこちら「アビーローズ」。 今回は、ア…

絵本「あいぼうはどこへ?」~大好きなカバー曲「BE-BOP-A-LULA 」

来週、小学校高学年での「読み聞かせ」は、こちらの絵本を読む予定です。 『あいぼうはどこへ?(ニューヨークのとしょかんにいる2とうのライオンのおはなし)』(ジョシュ・ファンク・文/ ステーヴィ・ルイス/金柿秀幸・訳) 世界で最も有名で、美しい図書…

ビートルズ&GSカバーバンドでのLIVE ♪

4/15 ㈯、下北沢ブレスさんにて、「ビートルズライブ&セッション」に参加してきました。 ビートルズバンド仲間である、主催のストロベリー・ツインズさんからお誘い頂き、ストロベリーさんデビューの日にデビューの場所で開催される「苺の日」というイベント…

4/18 エリック・クラプトン来日公演を観に行ってきました♪

2019年以来、4年ぶりのエリック・クラプトン、今回で23回目の来日公演。 私も4年ぶりの武道館、コンサート自体久しぶりであり、ワクワク待ちわびていました♪ クラプトンは、今年でデビュー60周年を迎え、明日21日は、海外アーティストとしては初の、武道館10…

『うつくしが丘の不幸の家』(町田そのこ・著)

物語の舞台は、海が見下ろせる新興住宅地にある一軒家。 各章ごとに時間を遡って、そこに住むそれぞれの家族たちが描かれている、連作短編集。 その家の住人が、様々な事情によって、僅かな年数で引っ越してしまったことにより、近所では「不幸の家」と呼ぶ…

映画『マッシブ・タレント』&佐倉チューリップフェスタ

かなりご無沙汰だったニコラス・ケイジの主演作、先日久々に観に行ってきた。 ニコラス・ケイジが、自身をモデルにしたともいえる俳優を演じたアクション。 多額の借金を抱え、妻子と別れたハリウッドスターが、ある大富豪と知り合ったことからCIAと犯罪組織…

読み聞かせ絵本と、日蓮の「死生観」について。

今月の図書館「読み聞かせ」では、こちらの絵本を読みました。 『これもえんです』(舟崎克彦・文 / 橋本淳子・絵 / 文溪堂) ある日、ぼくが幼稚園に行く道を歩いていると、ライオンから「おはよう!」と声をかけられます。そのライオンは、「これからえん…

映画『川っぺりムコリッタ』

昨年秋に公開され、気になっていたこちらの作品。半年遅れで安く上映される、沿線のホールでの「名作劇場」で先週やったので観に行ってきた。 本作は、『かもめ食堂』『めがね』などの荻上直子監督によるオリジナル脚本作品。 そういえば、同じ監督の『彼ら…

『死は存在しない』(田坂広志・著/光文社新書)

最先端の量子科学を基にした「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」を提示し、その考えのもとでは「死は存在しない」と説かれた一冊です。 (本書をこれから読まれる予定の方は、この記事読まない方がいいかもです。) 筆者は、本書を、次のような「問い」を抱…

「LIVE MUSIC Ⅲ」と「姉妹フェス」

先月23日と今月5日に、ライブイベントに参加してきました。 先ずは先月、飯田橋space withでの「LIVE MUSIC Ⅲ」では、ビートルズの即席バンドThe Brand-New と、Ukulele DiVAに出演しました。 トップバッターだったUkulele DiVAさんは、友人である女性3人の…

『BLUE GIANT』~二度とない瞬間を感じられる映画

ジャズに疎くても、十分楽しめる音楽映画との評判を聞き、観に行ってきた。 雑誌「ビッグコミック」で連載された石塚真一の漫画を原作にしたアニメだそうで、その原作は未読。 仙台に暮らす高校生・宮本大。ジャズに魅せられてテナーサックスを始めた彼は、…

『いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか』『歩きながら考える』~最近読んだ本

『いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか』(立花隆・著) この本は、2021年4月に亡くなられたフリージャーナリストである、立花隆さんの膨大な著作の中から、「人間とはなにか」など、80年の生涯を通して立花さんが追い求めて来たテーマを中心に言葉を抜き…

「読み聞かせ」& 吾妻山公園から寒川神社へ。

先週土曜は、図書館での「読み聞かせ」担当日でした。 今月は、こちらの絵本と紙芝居1作品ずつ読みました。 絵本『もうちょっと もうちょっと』(文・きむらゆういち/絵・高畠純) お腹を空かせたコブタがリンゴの木を見つけ、ずっと待っていると、リンゴが…

『小説家の一日』『私と街たち』『私のことだま漂流記』~読書感想

最近、興味深い新書を読んだのだけれど、下書きに入れておいた感想記事で、過去読んだ分がまだ残っているので、まずはこちらの三作品から。 『小説家の一日』(井上荒野・著) 昨年末に読んだ作品。タイトルを目にして、エッセイかと思ったけど小説だった。 …